第6章: 愛が泣いている
1927年· ババ 33歳ページ 760 / 5,444
バルソープはあろうことか、ババジャンがこの目的のために自分を遣わしたのだとまで主張した。ベランダでバルソープと二人きりで座ったバーバーは、自身が資金不足にあるという苦境を何時間も辛抱強く説き、マンダリー全員が霊的なものであれ物質的なものであれバーバーに何も求めないと約束したことを思い起こさせたが、バルソープは聞き入れようとしなかった。そこでバーバーはマンダリーに彼の相手をするよう指示し、ご自身はメス・クォーターズの広間の中へと入っていった。バルソープが後を追おうとすると、マンダリーがこれを押し止めた。バルソープは怒りに任せて大股で歩み去り、道端の木の下に腰を下ろした。
広間の中で、バーバーはマンダリーとバルソープに関する懸念について話し合った。前日にバーバーの当番に任命されたチャガンは、前日のバーバーの命令に従ってバーバーの席のそばにある石板、チョーク、その他の筆記具を片付けるべきところであったが、これを怠っていた。突如、バーバーは石板に何かを走り書きした。少し経ってから、バーバーはチャガンに、自分が書くことを止めたいと表明していたことを思い起こさせ、筆記具を片付け忘れていたことに激しく憤った。それからバーバーは広間を勢いよく飛び出して小屋に入り、内側から鍵をかけ、その日の残りをずっとそこで過ごした。ビワという少年がバーバーの世話係を務めた。
バーバーが沈黙を始めた当初は、いずれは過ちを犯し、その口から何らかの言葉が洩れてしまうだろうと一般には考えられていた。しかし、そのようなことは一度たりとも起こらなかった。ところが、バーバーが書くことを止めて二日と経たぬうちに、バルソープとの厄介な衝突とチャガンの怠慢のために、バーバーの側にひとつの過ちが生じた。
しばらく一人で座っているうちにバルソープは自らの愚かさを悟り、バーバーに許しを請う伝言を送った。バーバーはバルソープを小屋に呼び寄せて赦し、100ルピーを手渡された。しかしバーバーはバルソープに、これより以後は彼との縁を絶つこと、そしてもう自分に会いに来ないようにと伝えた。バルソープはその場を去り、二度とメヘル・バーバーに会うことはなかった。1
翌日の1月4日、創造について説明しながら、バーバーは次の対句を引用した。
我こそは、始まりたるもの、
我より、世界と人間が生じいでしたり!
バーバーはこう付け加えた。「すべてを始めたのは、この私なのです。私から神、人、そして全世界が湧き出ました。」
続いてバーバーはこの詩を作った。
我が源より、生命は
まず漂い、泳ぎ出でたり。
我より、あらゆる力、
これを救い、あるいは呪うものなり!
我より、男も女も、
脚注
- 1.バルソープの不従順にもかかわらず、数年後、彼の名はメヘラバードの記念塔のためにバーバーが口述した、亡くなった弟子たちの名簿に含められた。
