第5章: 沈黙の始まり
1926年· ババ 32歳ページ 740 / 5,444
この絶え間ない思案、思案があなた方の心に重くのしかかり、何の意味もない心配や不安を多く生むのです。いかなる物質的な考えや心配にも、あなた方の心を乱し蝕ませてはなりません。人々には言いたいことを言わせておきなさい。絶え間ない風の打撃にも動じず、その場所に微動だにせず堅く留まる岩のようでありなさい。わずかな風にもあちらこちらと動かされ、ついには落ちてしまう木の葉のようであってはなりません。
時にあなた方を煩わせ、邪魔をする小さな虫やハエの場合を考えてごらんなさい。それを追い払うためにあなた方は何をしますか?ただ手を上げて振り、虫をぶんと飛び去らせるだけです。同じように、耳に入ってくる世間の人々の無駄な言葉を追い払い、それらに無関心でいるよう努めなさい。
ただ一つのこと、一つの永遠の真理にのみ寄り添いなさい。私はそれを見、経験しました。そして私自身の経験からあなた方に申し上げます——この世にも、他のどこにも、真理以外には何も、まったく何もありません。過去はなかった、現在もない、未来もないでしょう。空虚な夢のほかには、絶対に何もないのです。父、母、子、富、財産などを夢に見る者たちは、空虚な夢を見ているにすぎません。なぜなら、これらのようなものは何一つ実在しないからです。全世界も、全宇宙も、いやあなた方が「存在」と呼ぶこのすべては、夢に他なりません。これらは空虚な夢の中で見、経験する情景のようなもので、目を覚ませば偽りで実在しないとわかるものなのです。
ゆえに、真理——万人のための唯一の目標——にしがみつき、たとえ全世界に立ち向かわねばならぬとも、その目標へ向かって恐れずに突き進みなさい。この真理——このパラマートマ(最高自我)——はどこかで探すべきものではないのです。それはあなた方のすぐ近くに、あなた方ご自身の体よりもはるかに近くにあるからです。それはあなた方と共にあり、あなた方の内にあります。想像もつかないほど近くにあります——あなた方の息よりもなお近くに。ならば、なぜ他の場所であのお方を求めるのですか?あなた方の内にあのお方を求めなさい。
あなた方は皆、あのお方を容易に見ることができるはずです——あなた方の行く手を阻み、それを許さない四つの大きな「悪魔」さえいなければ。その四つの悪魔とは——偽りの自我、欲情、怒り、貪欲です。これらのうち最悪のものは利己主義です。幼いころから老齢に至るまで、この「私」こそが霊的な前進の道における最大の障害物なのです。
