第5章: 沈黙の始まり
1926年· ババ 32歳ページ 704 / 5,444
マンダリはマハラジに礼拝しようと前へ進み出て、マハラジの側のマンダリ数人も列車を降りてバーバーに礼拝した。数分後、ナラヤンはバーバーに「もう行ってもよろしいか?」と身振りで合図を送った。バーバーは行ってよいと手を振って応えた。まるですべてが前もって示し合わせてあったかのようだった。ナラヤンが客室に腰を落ち着けるやいなや、列車は再び動き出した。ナラヤンの弟子たちは線路に障害物は見当たらなかったと報告し、車掌や機関士もなぜ列車が突然停まったのか首をかしげていた。ナラヤンはただ微笑むばかりだった。
後に分かったことだが、ナラヤン・マハラジが列車でアフマドナガルを通過するたびに、列車は決まってアランガオン付近で予定外の短い停車をし、ナラヤンは弟子たちに「ここはアランガオンか」と尋ねるのが常だった。驚いたことに、彼らは窓の外にメヘラバードの丘を目にするのだった。しばらくすると、列車は不思議とまた動き出すのだった。
1926年8月29日、日曜日、バーバーとマンダリはアフマドナガルの庭園、ビスティ・バグへ出かけた。1その後、一行は貧しい人々のための施設を訪れ、そこでお茶を飲んだ。その施設には、バーバーのダルシャンを受けにメヘラバードへ定期的に通っていた一人の盲目の少年が暮らしており、バーバーは自分が再び話し始めたらその少年の視力を回復させると約束した。
ロナヴラ出身のムルリーダルという仕立屋が、最近メヘラバードに滞在するようになっていた。29日、ムルリーダルが仕事をきちんとしていないと考えたベーラムジとの間で諍いが起こった。ベーラムジは大いに腹を立て、ムルリーダルに出ていけと命じた。ムルリーダルは午後まで木の下に座っていたが、ついにバーバーのもとへ行き、ベーラムジについて不平を訴えた。
バーバーはその場にいた他のマンダリに語った。「二人とも非があります。私は彼に服を縫うようにと命じていたのに、ムルリーダルは縫製の仕事を止めて店を出たことで、私の命令を破りました。ベーラムジに脅されたとしても、仕事を止めるべきではありませんでした。もちろん、ベーラムジが彼を店の外へ実際に追い出したのであれば、話は別だったでしょうが!」
それからバーバーはベーラムジに、自分の同意なしに誰も仕事から辞めさせるなと警告し、命令違反があれば直接自分に報告するよう念を押した。
8月31日、クリシュナの誕生日を祝って午前10時に村から行列が行われ、サイ・ダルバールではプラサードの配布と少年たちの踊りが続けられた。午後2時、学校で数名のマンダリと非公開で会った席で、バーバーは一日一食の断食を取りやめる意向を表明し、これからは紅茶か牛乳、もしくはコーヒーだけにすると伝えた。
脚注
- 1.アフマドナガルのラール・タキ地区に位置するビスティ・バグ(Bhisti Bagh)は、現在ではマチ・バグ(Machi Bagh)と呼ばれている。
