第5章: 沈黙の始まり
1925年· ババ 31歳ページ 595 / 5,444
バーバーも跳ね回るロバに乗って遊びに加わり、真っ先に決勝点へ到達した。アランガオンのハリジャンの子どもたちとマラーターの村人たちとの間で行われた綱引きは、皆を大いに楽しませた。
二日後、ルストムとアルジュンは入賞者と試験に合格した少年たちに賞品を配った。師のガーディー(寝椅子)が、花で飾られた校舎内の一室へ運ばれた。式典はヴィシュヌの短い挨拶で始まり、続いてアブドゥル・レーマンによるガザルの歌唱が披露された。ルストムが賞を渡していった。彼はまずロバ競走の優勝者としてバーバーに花輪をかけ、優勝賞を贈った。
その競走の最中には、とても滑稽な出来事が起こっていた。グスタジが乗っていたロバから落ちたのである。しかし彼が再びロバの背に乗ると、ロバは一歩も動こうとしなかった。ロバの強情さにすっかり腹を立てたグスタジは口汚く罵ったが、それでもロバは動かなかった。彼の「強情なロバめ」という罵り言葉に、多くの者が腹を抱えて笑った。
一方、バーバーは長距離走の優勝者としてルストムに賞を贈った。ついでルストムが残りの賞を配り、お茶とお菓子のもてなしをもって式典は幕を閉じた。
1925年6月26日金曜日、バーバーは7月10日から沈黙を守ると宣言した。その宣言に関する標識が描かれ、メヘラバードの入口に立てられた。メヘル・バーバーが一年間誰とも口を利かないことを伝える通知が印刷され、郵送された。また通知では、7月1日から数週間にわたって師は外部の者にダルシャンを与えないことも併せて伝えられた。バーバーは、メヘラバードの男女に対して滞在と務めについて最後の指示を伝えるための十分な時間を持ちたいと望んだ。
来たるべき沈黙の一年について話し合っている折、ある者が、バーバーが誰かに腹を立てた拍子に口から数語をうっかり漏らすのではないかとの懸念を口にした。それを防ぐためにバーバーが口にハンカチを巻いておいてはどうか、との提案までなされた。しかしバーバーは、ひとたび沈黙を始めれば、その後は怒りに我を失ったり一言を発したりすることは決してないと、その場の全員に明言した。
バーバーは次の詩句を歌って会合を締めくくった。
シャム・スンダル[クリシュナの麗しさ]を意識した瞬間
一粒のからし種が私の目の前で花開きました。
おお、その黄色い花々よ! 私が見たものは言い表せません!
その種が私の目の前で花開いたとき、山をも動かしたのです。
