第5章: 沈黙の始まり
1925年· ババ 31歳ページ 587 / 5,444
一行は、凶悪な犯罪者たちにまで向けられた彼の慈悲に深く心を動かされた。
この時期、ラムジューとガニはバーバーの指示に従い、メヘラバードではなくロナヴラに住んでいた。ラムジューは最近、タレガオン(ロナヴラ近郊)で「メヘル米・粉ミル」という事業を始め、バーバーに正式な開業式に来てくれるよう招いた。バーバーは彼とガニに、5月23日に行くと知らせた。しかし、ヴィサプールからバーバーは少年たちをメヘラバードに戻させ、自身はタレガオンへ向かい、5月22日の夜に到着した。時刻が遅かったため、ラムジューの家には行かず、バーバーとマンダリは駅のプラットフォームで眠った。朝の六時、彼らはラムジューの家に向かった。その時間に到着する列車はなかったので、ラムジューはバーバーをこんなに早く目にして驚いた。バーバーは、彼を煩わせたくなかったので一晩プラットフォームで過ごしたのだ、と説明した。ラムジューはこの言葉に驚いた。バーバーが思ったよりずっと早く着いたうえ、朝食の用意もできていなかったため、彼は気をもんだ。ガニは新鮮なパンを買いにロナヴラへ行っていた。
バーバーは仰った。「私はここに宴に来たのではありません。メヘル粉ミルの粉でつくったパンを味わいに来たのです。」
ラムジューはこれを聞いて安心し、ミルの小麦を使って一行の朝食用の新鮮なチャパティが用意された。一日は休日のようにのんびりと過ぎ、アブドゥル・レーマンはガザルで師を楽しませた。バーバーはラムジュー、ガニとその家族たちに会った後、翌日メヘラバードに戻った。
五月のある朝、バーバーはベフラムジに伝言を送り、学校前の地面をならし、生徒たちの助けを借りてその上にムルム(砕き土)を敷くようにと言った。ベフラムジはその時ひげを剃っていて、終わり次第やります、という返事を返した。バーバーはこの軽々しい返答に激怒し、生徒たちの手を借りて自ら作業を行った。さらに、その表面に牛糞を塗った。1続いて真剣な面持ちで、グルの命を実行することの大切さについて講話し、いかなる場合も自分の言葉に背いてはならないと告げた。その発言の多くがベフラムジに向けられたものであることは明らかだった。
脚注
- 1.牛糞は防腐作用があるため、村人たちの間で広く使われる床塗装剤である。
