付録A: ババのシナリオ
1931年· ババ 37歳ページ 5,419 / 5,444
一人の完全なる導師が、インドからアメリカへやって来る。人々は彼に深い感銘を受ける。彼らは彼のもとに群がり、彼によって変えられる。Xは師の評判を聞いて、彼を探し求める。師はXを見るや大いに喜び、「ついに我が人が来た!」と叫ぶ。
師はXを抱き寄せ、彼に光明を授ける。彼は第六の境地を体験する。彼は自らの粗大の身体、精妙の身体、精神の身体が離れて置かれており、自らの霊体が測り知れぬ光の一点であるのを見出す。彼は自らの霊体——眼と耳と鼻が一つとなったその身体——をもって、真なる光の大洋——神を見る。彼の恍惚は今やその頂点に達している。彼は自らの粗大の身体、精妙の身体、精神の身体を取り戻すことをしない。そのような有様で、彼は世界とその事々を顧みなくなる。彼は神のみを、ただ神のみを意識する。彼の粗大の身体、精妙の身体、精神の身体はすべて、霊的存在の中に溶け合う。
Xは超意識の状態にあって四日間三昧に横たわり、その後、部分的な光明とともに宇宙への意識を取り戻す。Xは永遠に変えられた者となって家へ帰る。彼の両親や他の人々は彼を理解できず、狂っていると思う。彼の兄弟たちは彼を理解し、同情する。Xは眠ることも食べることもないが、常に光輝きながら幸福である。彼の両親は医師たちを呼び寄せ、医師たちは注射やその他の治療を施すが、Xは依然として変わらない。
ある日、二人の兄弟は父に東方から来た師のことを話し、Xを彼のもとへ連れて行ってほしいと懇願する。Xは師のもとへ連れて行かれ、師は再び彼を抱き寄せ、神聖なる知——すなわち第七の境地の意識を彼に授ける。ここに彼は、この神聖なる無限の光の大洋と一つとなる。彼は今や神——無限なる存在である。彼は完全なる導師となり、二人の兄弟は彼の最も献身的な弟子たちとなる。
