第40章: 再び泣く時代
1969年· ババ 75歳ページ 5,406 / 5,444
メヘラは全宇宙を代弁して泣き、すべての被造物の涙が彼女の眼から零れ落ちた。ゴヘルとナジャも絶え間なく泣いたが、マニと男たちは断固として涙を見せなかった。
バーバーのご遺体を運ぶ担架は救急車の中の座席の上に置かれ、エルチとバウがその傍らに座った。「アヴァター・メヘル・バーバー・キ・ジャイ!」という大きな叫びが上がり、肉体としては永遠にメヘラザードを後にして、愛しいお方の御姿はメヘラバードへと運ばれた。男女のマンダリも車で後に続いた。太古の御方のご遺体は、誰一人それと気づくことのないまま、アフマドナガルの町を静かに通り抜けた。
救急車は午後6時頃にメヘラバードに到着し、パドリは運転手の隣の前席に座って、丘の上の御廟まで運転手を案内した。救急車はゆっくりとメヘラバードの丘を登っていった。地上における神聖なる御方のご生涯の太陽が沈みゆき、新たな始まりの月が夕空に昇っていた。
救急車はバーバーのブリキ小屋の向かいに停まり、担架はそこから運び出されて、ドアの真向かいの小屋の中に置かれた。マニはレコードプレーヤーを持ってきて、小屋の中で「ビギン・ザ・ビギン」をかけた。1
その日の夕方七時、パドリは地下墓室の石床が取り除かれ、その底がさらに一フィート深く掘られたと告げた。御廟は整った。その動きによって村人たちは何かが起きたと察し、メヘル・バーバーが肉体を脱されたという知らせは瞬く間に広まった。
「アヴァター・メヘル・バーバー・キ・ジャイ!」という叫びの中、担架は持ち上げられ、小屋から御廟の入口まで運ばれた。バーバーは担架に頭から先に乗せられたまま中へ運ばれ、地下墓室の脇に置かれた。バーバーをお載せする木の板(チャガンが市場から持ってきたもの)が、まず中へ降ろされた。エルチは地下墓室の床から取り除かれた三枚の石板を、バーバーの頭が置かれる側の板の下に敷いた。そのため、木の板は傾いており、バーバーの頭は約四インチ高く上がっていた。
脚注
- 1.その後、その救急車自体が使えなくなり、交換しなければならなかった。メヘラバードへのその走行が最後の運行となった。バーバーのご遺体を運んだ担架は、今も丘の上のブリキ小屋に保存されている。
