第40章: 再び泣く時代
1968年· ババ 74歳ページ 5,325 / 5,444
バーバーはそれを持ってくるように言い、ジムはそれをバウに手渡した。バウはバーバーがべたつくものを好まれないことを知っていたので、オイルをほんの少しだけ取って、バーバーの足にすり込み始めた。ジムは冗談めかして言った。「このけちんぼ! どうしてそんなに少ししか取らないんだ? もっと使えよ!」
その日はとても暑く、バウはバーバーの足をマッサージしながら汗をかいていた。ジムは引き続き、もっとオイルを使えと彼をからかい続けた。
ついにバーバーはジムに来るようにと身振りで示し、こう指示した。「さあ、あなたが片方の足をマッサージなさってください。バウはもう片方をマッサージします。」
ジムは自分自身の悪戯にひっかかってしまったのだ!彼はそのような労力に慣れておらず、一時間以上経つ頃にはすっかり疲れ果てていた。バウは慣れていたが、ジムはそれまでバーバーをマッサージしたことが一度もなかった。あとになって彼は、バーバーが自分に与えた教訓を思い出して、自分自身を大いに笑った。
メヘルワン・ジェサワラは三月一日にメヘラザードを離れてプネーへ向かい、その二日後にアディ・ジュニアがイギリスへと発った。
一九六八年三月、リン・オットは自身がバーバーと出会った場面を描いた大きな絵をバーバーに送った。その絵はメヘラザードのマンダリ・ホールに掛けられ、現在もそこに残っている。バーバーは彼に次の電報を送った。
あなたの美しい絵がメヘラザードに届き、私はとても嬉しく思います。私の美を表現したその絵の中に表されたあなたの愛の表現は、私を深く感動させました。
一方、先に述べたように、ベン・ライトはインドに到着して以来プネー(スパイサー大学)に滞在し、本人が言うところの「混乱と、迷子になったような感覚の時期」を過ごしていた。
ある日、彼が水鏡のような池のほとりに座って、自分はインドで何をしているのかを考えようとしていたとき、バーバーは概ねこのような趣旨で彼に応えた。「あなたは私を見つけるためにどこにも行く必要がありません。私はあなたの内に住んでいます。私はいつもあなたとともにあります。」
翌日の一九六八年三月五日、ベンはプネーからアフマドナガル行きのバスに乗った。彼がアディの事務所に到着し、自分が何者であるか、また何の目的で来たのかを説明すると、アディは彼にバーバー宛の書付を書くように言い、それをメヘラザードへ送ると告げた。
ベンはその夜をクシュルー・クォーターズで過ごし、翌日には街に出てきていたパドリと一緒に自転車でメヘラバードへと向かった。ベンはメヘラバードを案内してもらい、マンサリやほかの居住者たちと会った。彼は自転車でアディの事務所へ戻り、到着するとエルチからのこの書付が彼を待っていた。
