第40章: 再び泣く時代
1968年· ババ 74歳ページ 5,315 / 5,444
午後三時頃、メヘラザードで一風変わった出来事が起こった。手足が長く、顔の黒い大きな猿が一匹現れた。その猿がどこから来たのか、誰一人として知る者はなかった。それは、バーバーがホールを出て自室に入ろうとしたちょうどその時、母屋のそばにあるグルモハール(火炎樹)の枝に腰掛けているところを目に止められた。女性たちは、それが自分の群れから追放された猿に違いないと考え、それぞれ興奮しながらその猿を追い払う方法を提案した。一人は、その騒ぎがバーバーの邪魔にならないようにと、猿を追い払いたがった。別の一人は、放っておけば猿はひとりでに立ち去るだろうと言った。また別の一人は、その猿は腹を空かせているのかもしれないと考え、バナナを与えてはどうかと提案した。中には、誰かが近づきすぎれば猿が襲ってくるかもしれないと恐れる者もおり、その猿を怖がらせないように十分な距離を保つべきだと注意した。まず、猿を怖がらせないように、用心深くバナナが家の屋根の上に置かれた。しかしその猿は歯をむき出してきしませ、激しく木の枝を揺さぶり、こうした友好的な仕草の一切を侮るかのように扱った。これを見た女性たちは、そのまま放っておくことにし、猿を無視して屋内へ入っていった。
猿は一時間ほど静かにしており、一見何事もなさそうであったが、そのうち突如として荒れ狂い出した。母屋の屋根の上に飛び乗ると、その猿は猛烈な速さと勢いで一つの屋根から別の屋根へと跳び回り、何枚もの瓦を割り、下へ落としていった。それから猿は家の最も高い場所から凄まじい音とともに飛び降り、バーバーの部屋の外でけたたましく鳴き叫ぶ声が聞こえた。その時バーバーは休息しており、バウとゴヘルが彼とともにいた。天井が今にも自分たちの上に崩れ落ちてくると思ったゴヘルは、バーバーを守ろうと素早く自分の身体でバーバーの身体を覆い、彼の名を繰り返し唱えた。
その後、男たちも猿を追い払う作業に加わり、猿が木のてっぺんから木のてっぺんへ、屋根から屋根へと身をかわす間、彼らは大声を上げ、竹の棒、ほうき、こん棒、傘を振り回しながら敷地内をぐるぐると追い回した。日没の少し前、猿はその騒動をやめて、ピンパルガオン村の方角へとのっそりと立ち去った。後に分かったところによれば、そこで一か月以上にわたって静かに過ごしたのち、現れたときと同じように突然姿を消したという。
バーバーはこの出来事についてこう述べた。「私が隠遁を延長すると決めた、まさにその日に、私の部屋の屋根の上で猿が引き起こした騒動は、私の働きにとって深い意味を持つものであり、五月二十一日以降に起こることと結びついているのです。」1
脚注
- 1.一九六八年四月にバーバーがプーナに到着する二日前の朝、よく似た顔の黒い大きな猿が一匹バーバー・ハウスを訪れ、家の裏手にあるバーバーの部屋の屋根の上に居座った。その猿はかなりの間そこに腰を据え、近くの木の果実をほおばって食べたのち立ち去り、二度と姿を見せることはなかった。一九六八年の三月に始まったゾロアスター教の新年は猿の年として象徴されており、これは世界的な大きな騒乱と混迷を予兆するものであるとみなされていた。
