第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 530 / 5,444
ラムジューは素早くトンガ[二輪馬車]を雇い、一行は午後四時半にラハヴィットへ向けて発った。一、二マイルほど快適に進んだあと、御者は農地を抜ける土道へと進路を変えた。叱られると、御者はこれがラハヴィットへ行く一番良い道だと答えた。岩だらけの地面、ナーラ(水路)、丘を越えながら、揺れる道行きは実に苦痛きわまるものだった。一時間経って、御者は道を間違えて迷っていると認めた。バーバーは彼を叱るどころか、意外にも料金を多めに払い、明るい表情でトンガから降り、ラムジューとともにラハヴィットへと徒歩で向かい始めた。
荷物を分け持ったバーバーは、半マイルほど離れた線路に向かって、耕された畑を横切って歩いた。線路にたどり着くと、彼らはそれに沿ってラハヴィットの町へと歩いて行った。ラムジューはバーバーの荷を軽くしようと、籠を受け取ろうとしたが、バーバーは労役を分かち合いたいと言って渡さなかった。バーバーは籠を頭に載せたまま歩き続けた。日が沈もうとする頃、彼らはラハヴィットに到着した。
一行は駅のそばの事務所付近で足を止め、ラムジューは駅長に会いに行った。敬虔なバラモンであるその男は、初めは見知らぬ者たちを受け入れることをためらったが、ラムジューがメヘル・バーバーとサイ・ババの関係を伝えると、サイ・ババの神性を知っていた彼は承諾した。バーバーを一目見るなり、そのバラモンは深く感銘を受け、食事を供したいという思いを口にした。バーバーはラムジューに、その男が逆にこちらの渡す金を受け取ってくれるという条件でなら食事を受けると伝えた。駅長は初め断ったが、ラムジューがその金をメヘル・バーバーのプラサードとして受け取るか、別に取って置き貧しい者を助けるのに使うべきだと説明すると、承知した。彼は十ルピーを受け取り、ほどなくして新鮮で美味な食事を運んできた。その男は一行が食事を楽しむ様子を見て、とても喜んだ。
駅のもう一人の職員はバジャン[讃歌]の優れた歌い手であり、バーバーの許しを得て、師の前で一時間にわたり心を込めて歌い、詩を朗誦した。ほどなく低カーストのハリジャンを含む駅の職員全員が集まり、バーバーのそばに座って音楽を聴いた。
その後、駅長がイガトプリへ電話をかけると、アルデシールとガニーがそこで待っていることが判明し、一方ヴァジフダールは彼らに会うために郵便列車でデオラリへ向け出発していた。
