第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 522 / 5,444
ルストムはバーバーのために一匹の犬を連れてきたが、純白ではなかったため返された。サドゥーが最近死んだため、バーバーはその役を継ぐ番犬をメヘラバードに置きたいと考えていた。
グルマイ、アディ、ルストム、サロシュはしばしばバーバーから批判の的にされた。彼らの大家族のうち他の親族は皆、メヘル・バーバーに対して冷ややかに無関心で、彼を神を意識した導師とは信じなかったからである。しかしバーバーは、イラニ一族全体を徐々に自身のもとへと引き寄せており、自分に反発する者たちには、彼らの財産も他のいかなるものも自分には必要ないということを強く印象づけたいと考えていた。彼らの土地を用いていること自体が、実は彼らに大きな恩義を負わせ、決して報いることのできぬ計り知れない栄誉を授けていることに他ならなかった。一族内の数々の確執や、地元のゾロアスター教徒共同体からの敵意のただなかにあっても、ルストムとアディはバーバーに忠実に仕え、メヘラバード生活のあらゆる場面で物質的に必要なものを満たすことに一切の手抜かりがなかった。
一九二四年五月十九日(月曜日)、メヘラはウパスニ・マハラジの誕生祝いに参加するため、母ダウラットマイと妹フレイニとともにメヘラバードへやって来た。彼女たちには浴室棟の二部屋が割り当てられた。ダウラ・マーシーとナジャは既にプーナから到着していた。そこへジャムシェドの妻も加わった。彼女はボンベイのスーナマシーの娘コルシェドより数歳年上だったため「大コルシェド」と呼ばれ、そのコルシェドも一行に加わって「小コルシェド」と呼ばれた。
ナーヴァスが女たちのために水を汲んできたが、料理、掃除、洗濯はすべて彼女たち自身が行った。ダウラ・マーシー、ナジャ、大コルシェドが料理を担い、メヘラは鍋を洗ったり香辛料や野菜を下処理したりした。ダウラットマイも料理を分担し、小コルシェドはできる範囲で手伝った。メモも娘マニとともに到着した。マニは幼い頃からバーバーの愛にあふれた心遣いを受け、本物のマニ(真珠)へと磨き上げられていった。
あるときバーバーはメヘラにサゴ・プディングを作るよう伝えたが、彼女には作り方が分からなかった。メヘラは料理上手な女たちに尋ね、その作り方を覚えた。しかし、サゴの粉に香りを添えるためのナツメグやカルダモンを粉にする乳鉢と乳棒がなかった。ナーヴァスが石臼を持ってくると、メヘラはそれをもう一度洗ってから香辛料を挽いた。バーバーはその一品をたいそう気に入り、メヘラの労を讃えた。
先に述べたように、メヘラの家はかなり裕福で、彼女はそれまで雑用らしい雑用をほとんどしたことがなかった。サコリでは、メヘラはウパスニ・マハラジの命によりそうした仕事をしてきた。そして今、メヘラバードでもバーバーの指示で同じ仕事をしていた。
