第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 514 / 5,444
しかしバーバーはこの件を回避した。実際に、彼はずっとメヘラバードにいてボンベイを訪れたことはなかったからである。
その日の午後遅く、バーバーはムンシジ、サイイェド・サヘブ、アディ、ルストムと共に車でハッピー・バレーへ向かった。ハッピー・バレーで、バーバーは陽気な気分にあり、神-実現や完全なる導師の弟子サークルについて彼らにさらに説明された。
もしあなたがその「知」の極めて微小な一部を、わずか一瞬でも体験なさるならば、無限の至福を得ることになります。そのときあなたは、外界のあらゆるものから至福のみを感じ取るようになります。あらゆる微粒子が、その物語を「知」のうちであなたに語ってくれましょう。今は苦しみで満ちあふれて見えるこの世界全体が、天国のごとく輝き出すことになります!
霊的な導師は、ご自身と同じ継承者を唯一人だけ形作り、ご自身が持つすべてをその者に授けられます。その者を唯一の後継者となし、一切を委ねるのです。継承者は、この受け継いだ霊的な宝を、自身のサークル——選び抜かれた十二名のごく僅かな者たちに分け与えます。この宝と力は、[彼ら自身の悟りの]定められた時の前に、継承者が彼らの能力に応じて十二名に分け与えます。悟りにおける体験はすべての者にとって同じものですが、悟りの前に授けられる力は、サークルにおける地位、また悟り以前の忍耐力と持久力にかかっています。すなわち、完全なる導師が肉体を離れるとき、継承者は分配者となるのです。また、導師が内的には「死んで」いながらも、ご自身の肉体を保ち続けるということもあり得ます。場合によっては、完全なる導師の肉体が内なる死より先に役立たずとなってしまうこともあります。
分配とは、継承者の内なる務めをサークルの成員たちに委ね渡すことであり、これによって継承者は自由となります。彼は、サークルの成員たちを悟りに導く務めに携わっていたためにそれまで味わうことのできなかった無限の至福を、ようやく享受することができるようになります。この点で、サークルの成員たちの状態は継承者とは異なります。彼らは望むときにいつでも神聖な至福を享受でき、また同時に、継承者から委ねられた務めの遂行へと意識を向けることもできるのです。しかし、ニルヴィカルパ[「我は神なり」の悟り]の最高の状態を数日、あるいはわずか数時間体験したのち、継承者は神聖な至福に浸り続けるのではなく、ご自身のサークルへの務めを果たせるよう、より低い境地へと下ろされるのです。この務めを果たしている間、彼は大きな精神的緊張と、激しい嵐や危機をくぐり抜けねばなりません。
