第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 510 / 5,444
ヌセルワンはこの偶然の出会いをたいへん喜び、恍惚とした気分で家に戻った。ヌセルワンは1921年、サロシュ・マンジルの新居祝いの席で、またおそらくルストムの結婚式でもメヘル・バーバーを見かけてはいたが、その方が誰であるかを知らず、言葉を交わしたこともなかった。今こうして見て、ヌセルワンはたちまちバーバーに惹きつけられた。
メヘラバードを訪れた地元の住民はヌセルワンだけではなかった。アフマドナガルの他の人々も、師のダルシャンを求めて定期的に通うようになり、メヘラバードは活気にあふれる場と化した。
4月28日、バーバーはダルシャンを求めて訪れた地元の人々の集まりに、次のメッセージを与えた。「神性は無限の宝です。物質的な益を得るためにサット・プルシャ〔神を実現した魂〕に近づくのは、無益で意味のないことです。」
その夜10時、グルマイはプーナへと旅立ち、列車がメヘラバードを通過する際、バーバーとマンダリは線路のかたわらに立って彼女に手を振った。
翌日、アルデシール・イラニとその友人カラチのフェラムがバーバーに会いに来て、果物と菓子を捧げた。
バーバーはアルデシールと、ご自身がペルシアで見かけたものに似た果樹園をメヘラバードに造ることについて話し合い、こう告げた。「あなたがここで果樹園を始めれば、私の者たちに仕事ができるでしょう。」
アルデシールはそのような仕事を始める用意がじゅうぶんに整っており、その日からマンダリの一員としてメヘラバードに暮らし始めた。バーバーは彼を「農業責任者」と定め、果樹園のために土壌に肥料を施し、改良する作業を直ちに始めるよう助言した。
アルデシールはかつてバイドゥルを介してマンジル・エ・ミームで師に紹介されており、その当時すでに師のおそばにとどまることを切望していた。バーバーはのちに呼び寄せると彼に約束していたが、この日、その約束を果たした。しかしながら、マンダリはこの新しい仲間の加入を、それほど喜んではいなかった。屈強なイラニであるアルデシールは、厳しい監督役だった。新任のこの農業責任者は、文字どおりマンダリを限界まで働かせた。あまりに酷使するので、ラムジューは、彼らのうち何人が果樹園が花をつけるのを生きて見られるだろうか — まして実を味わうまで生き延びる者があるだろうか — と思案した。
1924年4月30日、グルマイはアフマドナガルに戻り、すぐさま師のもとへ向かった。彼女は薄手のモスリン地で仕立てた白い衣サドラを贈り、それはその日以降メヘル・バーバーの定番の装いとなった。小屋で二人が話している間に、アフマドナガルの裕福な正統派ゾロアスター教徒、クシュロー・クルセトジ・ナガルワラがもう一人を伴ってメヘラバードに到着した。
