第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 509 / 5,444
ですから、私たちが肉を食べれば、私たちの内なる情欲の度合いは増します。けれども、菜食を保つならば、それは増えも減りもしないのです。
翌朝早く、男たちが二時間の祈りのために静かに座っていたとき、馬のスーフィーが逃げ出したと叫ぶマサジの声が聞こえた。バーバーは彼らに馬を捕まえるよう命じた。一時間以上のあいだ、徒歩で、また自転車で、彼らは畑や溝を越えてスーフィーを追いかけ、ついに大変な苦労の末に捕まえた。男たちのひとりがこう言った。「スーフィーではなくサタンと名付けるべきだったな!」
その日の午後遅く、ルストムが馬の調教師を連れてきて、バーバーに知らせぬまま、調教師はスーフィーにまたがった。
バーバーはこれを知って激怒し、ルストムに告げた。「スーフィーは私に贈られた馬で、いまは私のものです。私のものに、よくも所有権など振るえたものですね? 私のものに触れる前には、まず私の許しを求めるべきです!」
ルストムは赦しを請い、こうして師がその馬をどれほど愛しておられるかを思い知った。ルストムは、それが義妹メヘラの馬だと考えて、調教師に乗っても構わないと告げていたのだが、自分の過ちに気づいた。
4月27日日曜日、アフマドナガルのゾロアスター教徒で27歳のヌセルワン・ナオロジ・サタが、兄弟のホミとピルーのいずれか、あるいは双方とともに長い散歩に出かけた。1彼らはたまたまメヘラバードのそばを通りかかった。遠くから、彼らはメヘル・バーバーが堂々たる姿で木の下にひとり座っているのを目にした。ヌセルワンは思った。「この方はどなただろう? ゾロアスターのようだ!」ピルーは離れたままだったが、ヌセルワンが近づくと、師は愛情深く彼を傍らに座らせた。二人はしばらく静かに座っており、ヌセルワンは「本当にゾロアスターなのだろうか? この方が預言者なのか?」と考え続けていた。
バーバーはすぐさま言った。「ゾロアスターは再びこの世に生まれていますが、人々は彼に気づかないのです!」
ヌセルワンは、師が自らの心を読まれたことに気づき、はっとした。
それからバーバーは尋ねた。「何をなさっているのですか?」
ヌセルワンは誠実な口調で答えた。「私はマハトマ・ガンディーの信奉者で、民族独立運動に積極的に参加しております。」
バーバーはほほえみながら答えた。「政治的独立に関するあらゆる考えを捨て、自己実現に専心なさい。それこそが真の独立であり、真の自治なのです。」
ヌセルワンには、その意味するところが理解できなかった。
バーバーは助言を添えて言葉を結んだ。「ここに通い続ければ、私がお伝えしているすべてが分かるようになるでしょう。」
バーバーはホミにオレンジを投げ、ホミはそれを受け取った。兄弟たちはマンダリと共に昼食をとり、夕方までメヘラバードに滞在した。
ヌセルワンは大家族のゾロアスター教徒の家系の出身であり、メヘラバードでのこの最初の出会いを契機に、ヌセルワンの姉妹ガイマイ・ジェサワラとその家族を含むサタ家全体が、メヘル・バーバーと緊密に結びついた。
脚注
- 1.その日ヌセルワンに同行した兄弟が誰であったかについては記録によって異なるが、ホミもほぼ同時期にバーバーに会っている。
