第38章: グルプラサド庭園、1963年
1964年· ババ 70歳ページ 5,067 / 5,444
「あなたとシーラもですか?」とバーバーは尋ねた。
「誰もです」と彼女は答えた。
バーバーは再びメヘルナートに尋ねた。「では、あなたのセンターには誰が住んでいるのですか?」
「あなたとバーバー、そして私です!」と少年は答えた。
バーバーはたいそう面白がって尋ねた。「では、これからアールティ[礼拝歌]は誰が歌うのですか?」
メヘルナートとシーラが一緒にそれを歌い、バーバーは二人を抱きしめてプラサードを与えたあと、ヴィノドとラージ・キルナーニーのセンターへ行き、彼らも抱きしめた。バーバーが車に座ると、アフマドナガルの愛する者たち一人ひとりが前に進み出て、バーバーが出発する前にその手に口づけた。
アクバル・プレスの外の道路には、サタ家の全員がバーバーに会うのを待ち集まっていた。ドゥンとシリーンマイ・サタは車椅子に座っていた。ドゥンは幼少のころから体が不自由で、シリーンマイもまた、重度の関節炎のために今や歩くことができなくなっていた。バーバーは立ち止まって二人の愛を受け、微笑みで二人を祝福し、彼女たちはそれぞれその手に口づけた。
バーバーの車がアフマドナガル駅を通り過ぎたあと、二十人のアランガオン村人が道端に集まっているのが見えた。ふたたび車は、彼に向けた「ジャイ[勝利あれ]!」という騒がしい歓声のなかで停められた。村人たち一人ひとりが彼の手に口づけたあと、バーバーとマンダリの車はプーナへ向かって進んだ。しばらく走ったあと、バーバーは女性たちとともにメヘルジーの車に乗り、アディがその車を運転し、シェイクがアディの車を運転した。
毎年バーバーがグルプラサドに到着する前に、メヘルワン、ガイマイとマヌ・ジェサワラ、そしてジェハングとグルナル・スカドワラが宮殿を清め、すべてを整えておいた。しかし、バーバーが到着する際にこれを出迎えるためにそこに居ることが許されたのは、メヘルジー、メヘルワン、ジェハングだけだった。
バーバーは午前11時30分に到着した。その朝、バーバーは普段より多く歩き、より多くの段を上ったため、疲れる車の旅の終わりに股関節に痛みが出ていた。そのため男たちは昇降椅子に乗せてバーバーをグルプラサドの階段の上まで運んだ。バーバーがプーナに滞在する間はいつもそうであったように、カカはメヘラザードを任されて残され、カイコバードは家族と一緒に過ごすためにメヘラバード・ヒルへ送られた。11963年にバイドゥルが脳卒中を起こしたため、バーバーはバイドゥルをボンベイにある彼の娘サルワル・タラポレワラの家に滞在させていた。(バーバーはその後毎年バイドゥルを娘の家に送り、また、もう一人の娘ダウラと妻ソルトゥーンとともにプーナで数週間過ごすことも許した。)グルプラサドでバーバーのもとに残った五人の男性マンダリは、エルチ、ペンドゥ、アロバ、バウ、フランシスであった。バーバーに同行した六人の女性マンダリは、メヘラ、マニ、ゴヘル、メフル、ラノ、ナジャであった。いつものように、ナジャは食事を作るためビンドラ・ハウスに留まった。
脚注
- 1.パドリは、バーバーが不在の間カカを手伝い、その地所の修繕を監督するためにメヘラザードに残った。ノシル・イラニはハルドワールへ巡礼に行くよう指示された。
