第38章: グルプラサド庭園、1963年
1963年· ババ 69歳ページ 5,025 / 5,444
恋人はこう言います。「私は別離の乾いた砂漠を、水の大洋として体験しています。なぜなら、私は愛の中で大いに成長し、渇きそのものによって渇きを癒やしているからです!」
ハーフィズはこう言います。
あなた自身こそが、あなたと神とを隔てる帷(とばり)なのです。
自我を取り除きなさい、さすれば神を実現するでしょう。
これは、ぐっすり眠りながらなお完全に意識を保ち続けるのと同じくらい困難なことです。この不可能事も、私のナザル [恩寵] によって可能となります。
愛しいお方からのほんのわずかな合図や暗示があれば、恋人は現世においても来世においても自分の持つすべてを差し出します。彼が自分のものと見なす唯一のものは、愛しいお方への愛だけなのです。
この時点で、ハリー・ケンモアは師の祈りと悔い改めの祈りを唱えるよう求められた。その後バーバーは脇の部屋へ行き、マンダリと特定の事柄についてしばし話し合った。その後彼はアディが歌ったガザルの説明を続けた。
真の恋人は、この世の場所や事物には何の関心もありません。彼にとっては、吸い込む一息一息が新たな世界を顕してくれるのです。愛しいお方を見たいという強烈な憧れを湛えた目だけが、愛しいお方の双眸が伝えるあの「陶酔」の秘密について、いくらかでも察することができるのです。
道において進んでもいないのに、酒と酒器について大言壮語を述べる者には、無始の始めから酒と酒器の秘密を知っておられる師の知に、到底及ぶことはできません!愛において未熟な者たちは、自分が愛しいお方にどれほどの苦痛を与えているかを知りません。愛しいお方にほんのわずかでも重荷を負わせるような愛は、愛ではありません。
その後バーバーは自室へ向かい、マンダリは昼食を取った。バーバーは午後十二時四十分に戻り、再びマンダリと身近な者たち数名と共に過ごした。アーンドラからは、K・ヴェンカテスワルル一家を含むさらに多くの信者たちが最近到着していた。それぞれがバーバーを抱きしめた。人数が多かったため部屋がひどく混み合い、バーバーは大広間へ場所を移さざるをえなかった。アディとラタは朝に歌ったのと同じガザルを歌い、モーハン-サイガルもまた歌った。
