第38章: グルプラサド庭園、1963年
1963年· ババ 69歳ページ 5,023 / 5,444
ですからハーフィズは「キャラバン」に向かい、立ち上がって急ぐようにと告げるのです。「ここで休んではならない」と彼は彼らに警告します。キャラバンの[一員]が言います。「私たちは着いたばかりだ。この場所の華麗さを楽しもうではないか。」ハーフィズはこれを拒み、急いで先へ進むよう命じます。しかし第三の境地では、ハーフィズはこう言います。「ゆっくり進みなさい、急いではなりません。無限の力と誘惑をもつ第四の境地の入口が近づいているのですから、十分な注意と慎重さをもってそこへ入りなさい。」
一九六三年六月八日土曜日の午前七時四十五分にはバーバーはホールにおり、初めて訪れた人々を抱きしめた。バーバーは、この四日のあいだ多くのことを説明したと述べた後、皆がどう眠ったかを尋ねた。出席者の一人は、頭痛がして眠れなかったと言った。
バーバーは「私を想い起こしなさい、そうすれば頭痛はみな消え失せますよ。」と助言した。
もう一人の女性は、バーバーのことを絶えず想っていて眠れなかったと言った。
バーバーは「もしそうした理由で眠れぬのなら、それはよいことです。」と答えた。
ある信者の荷物が、ボンベイからプーナへ向かう道中で盗まれた。彼は持っていた服のほとんどとともに、いくらかの金も失った。
バーバーは彼をからかってこう言った。「家族がいなくて何よりですね。さもなければ、家族まで失っていたでしょうから!あなた自身が見失われていたなら、それはよかったでしょうに!持ち物を失ったことをくよくよ思い悩まないのであれば、あなたは何かを成し遂げたのです。」
デシュムクの妻インドゥマティが、ナグプルから到着した。彼女は長年にわたりバーバーを讃える詩を書き続けており、バーバーから何曲か歌うよう求められた。彼女の歌の主題は、バーバーに呼ばれてその足下に永遠に憩いたいというものだった。彼女はバーバーの足下に座ってよく歌い、その後で泣いた。バーバーは群衆の中の一人に身振りで彼女を立たせるよう促し、彼女は自分の席に戻った。バーバーは、彼女が哲学の修士号を持っていると述べた。
続いてバーバーはラタ・リマイエに歌うよう求めた。午前九時には、ラジオの音楽家が約三十分間シェーナイを演奏した。
その後バーバーは、最近自分に面会を求めてきた一人の男について語った。その男はバーバーに、自分が経験してきた体験を打ち明けた。バーバーは言った。
