第37章: 東西の集い
1962年· ババ 68歳ページ 4,883 / 5,444
しばらくして、バーバーは車に乗せられ、群衆の中を通った。グルプラサードの門は閉じられていたが、群衆は彼に会いたいという激しい願いから門を壊して入り込んだ。彼は車の中から人々に自分の姿をかいま見せ、彼らは彼の祝福を受けた。
ジョン・ヘインズは、ドン・スティーブンスと数人のバレエ舞踊家とともに、一足先にニューヨークへ戻る予定だった。集いの間、彼はバーバーがどうしてあれほど多くの人々一人一人を個人として愛せるのか、不思議に思っていた。これほど幾千もの人々がバーバーを愛しているのに、バーバーが彼ら一人一人の魂を知っており、彼らが単なる群衆の一人ではないということは、彼には信じがたいことに思えた。ジョンはバーバーを試してみることにした。彼は、自分がバーバーの胸の中で意味ある存在であるという何らかのしるし、証拠、確認を求めていた。
群衆が出口へ押し寄せている時、バーバーは身をかがめてエルチの話を聞いていた。ジョンは扉の近くにいた。パンダルを押し合いながら出て行くこの人波の中で、バーバーが自分に別れを告げてくれるか見たいと思い、ジョンは手を上げて左右に振った。ちょうどその時、群衆が一瞬分かれ、バーバーは振り向き、微笑み、完全性を示す手振りをした。ほんの数秒前まで、彼は反対側を向いていた。バーバーが自分の望んでいたものをまさに与えてくれたので、ジョンは泣き出した。
この比類ない集いの甘い記憶が思いを満たし、愛しいお方の現存の豊かさが胸に満ちたまま、皆はグルプラサードの敷地を去り始めた。彼らから聞こえてきたのは、ただ一つの優しいこだまだけだった。「バーバー……バーバー……バーバー! 私たちはいつまた会えるのでしょうか。」
西洋人たちは一九六二年十一月五日月曜日の朝、最後の集まりのためにグルプラサードへ呼ばれ、バーバーはいつものように彼らの健康やその他のことを尋ねた。マリオン・フロルスハイムは、自分は悲しいと言った。
バーバーは答えた。「なぜ悲しむ必要があるのですか。私をあなた方の胸に抱いて帰ってください。東洋人の多くは昨夜、私を見ることなく去ったでしょうから、私は車で出て彼らにダルシャンを与えました。彼らはとても驚きました。」
マハラニ・シャンタデヴィが入ってきて、バーバーの近くの床に座った。バーバーは、ラーマクリシュナンが訪れた幾千もの人々を収容するためにどれほど多くの準備をしなければならなかったかを説明し続け、また今朝の集まりの後はネッド・フットを除いて全員が散るべきだと言った。バーバーは彼と五分ほど話したいと思っていた。
さらに多くの人がホールに入ってくると、バーバーは尋ねた。「健康はよいですか。」
何人かは風邪をひいていた。
バーバーは彼らに告げた。「明日は、あなた方がアフマドナガルへ行き、メヘラバードにある私の最後の安息の場所と、メヘラザードにある私の住まいを訪れる日です。健康が許すかぎり、あなた方全員に行ってほしいのです。私が身体を落とした後に休むメヘラバードは、今は砂漠のようです。百年後には、そこは巡礼の地として栄えるでしょう。世界中の人々が、生きている間にそこを訪れたいと思うでしょう。そこには確かな雰囲気があります。メヘラザードは今、私の住まいです。メヘラが庭の世話をしています。」
