第36章: 無関心であることに関心を持つ
1962年· ババ 68歳ページ 4,804 / 5,444
バーバーはアロバに、正統信者たちと狂信者たちについて述べたハーフィズの句を再び朗誦するよう求めた。その句でハーフィズは次のように言う。「ああ神よ、正統信者たちと狂信者たちをお赦しください、彼らは真理を見ていないのですから。」
バーバーは続けて言った。「真の人々[神を愛する者たち]は、儀式の書物には心を留めず、完全なる導師たちが明かしてくださった真理を自らの生に深く刻み込みます。」
キルナニが尋ねた。「はい、しかし、人は善良で誠実でありたいと願いながら、なぜそうなれないのでしょうか?これが私の問いです。」
バーバーは答えた。「人が真実に望むとき、決して失敗することはありません。一つではなく、いくつもの問いが心に浮かびますし、これからもそうあり続けるでしょう。抜け出す道はただ一つ、処方もただ一つです。導師に従ってください。それがあなたのすべての問いに答えてくれます。それがあなたを導き、案内し、本来は理解しえないものを理解させてくれるでしょう。あなたのすべての問題は解決されるでしょう。
ハーフィズは言います。『導師が何を言われようと、なぜか、いかなるわけかを問わずに従え。』」
ほぼ正午となり、訪問者たちが立ち去る時間になっていた。彼らは、その朝バーバーが話をする気分でいてくれたことを大いに喜んだ。彼らは慈愛のこもった抱擁を交わしたのち立ち去り、バーバーは昼食をとるために中へ入った。
キルナニは、アフマドナガルで家族が住むのにふさわしい住居を見つけるのに苦労していた。ついに、バーバーは彼らがクシュル・クォーターズの西側の部屋に滞在することを許した。1
その日、バーバーはキルナニに命じた。「午後4時にプーナを出てアフマドナガルへ向かってください。」
キルナニはその指示に従ったはずであったが、彼の運転手が時間どおりに姿を見せなかった。彼が来るやいなや、キルナニと家族は出発した。十マイルほど進んだところで、車は故障した。キルナニは便乗してプーナに戻り、ガジワニの運転手を連れて、その車を修理するためにまた戻ってきた。
運転手は車を直したと思ったが、五マイル走ったところで再び故障した。原因を調べて直しはしたが、さらに二マイル進むと、車はまたもや停まってしまった。そのとき、通りかかった貨物トラックの運転手が車を停めた。彼は車を直すことができたが、その後一マイル進んだところで、車はまたも停まってしまった。結局、その車はトラックに牽引されてアフマドナガルまで運ばれることになり、彼らが到着した頃にはすでに真夜中を過ぎていた。車は新しいものであり、こうした度重なる故障から、キルナニはこれがバーバーの指示どおりに正確に行わなかった結果であると悟った。彼は運転手に早く来るよう言い忘れており、この一切の災難は、その者が遅れて来たことに端を発していた。
脚注
- 1.ランゴーレはその部屋の一つに滞在していたが、いまやクシュル・クォーターズ北側のアディの隣室へ移った。
