第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 479 / 5,444
ダウラトマイもイラニ・マンションで彼女たちと共に滞在し、毎日バルチャ・ビルへバーバーのダルシャンを受けに通った。ある日、バーバーはグスタジを伴ってイラニ・マンションの女性たちを訪ね、メヘラとコルシェッドに好きな歌を歌うように頼んだ。コルシェッドはクリシュナ神についての歌を一つ歌ったが、メヘラはあまりにも恥ずかしがった。そこでバーバーがグスタジに目を向けると、グスタジは「おお神よ、どうかわが言葉に耳を傾けたまえ!」と歌った。
ある日、バーバーはナヴァル・タラティと共にチョーパティ・ビーチへ散歩に出かけた。
バーバーの目はふと物思いに沈んで座っている男に留まり、ナヴァルにこう尋ねた。「あの人は誰ですか?」
ナヴァルは驚いて答えた。「バーバー、私にどうして分かりましょう?毎日数千の人々がここに参ります。あの方が誰かなど見当もつきません。」
バーバーは言った。「行って彼に名を尋ね、何を考えているのかを聞いてきてください。」
ナヴァルは戸惑い、こう尋ねた。「あの方と私たちにいったい何の関わりがありましょう?けれど、お望みでしたら、お尋ねしてまいります。」
バーバーとナヴァルはその男のもとへ歩み寄り、声をかけた。その男はナヴァルの友人だと分かった。彼は尋ねた。「何のご用ですか?」
バーバーは笑って答えた。「私たちは何も求めてはおりません。」
男は問い返した。「では、なぜ私の邪魔をなさるのですか?」
バーバーは答えた。「あなたには至福と歓びのみが定められている、とお伝えするためですよ!」
驚いて、男は答えた。「歓びですって?私はそれほど運に恵まれてはおりません!幸せは私の人生にはもう縁のないものです。私の幸せはすべて去ってしまいました!」
バーバーは厳粛な口調で説いた。「あなたの誤った幸福の観念は消え去り、真の至福をもたらすこととなるでしょう。それは真の歓びを見出すために取り除かれるのです。ですから、なぜ惨めで不幸でいらっしゃるのですか?」
これを聞いて男は当惑し、「私の心を読んでいるこの人物は何者なのだ?」と訝しんだ。彼はバーバーを見つめて尋ねた。「あなたはどなたですか?」
バーバーはただ微笑んだだけだったが、その微笑みはこの男の人生における転換点となった。バーバーを見つめるうち、男は苦悩の物思いから覚め、胸を締めつけていた悲しみから解き放たれた。
ナヴァルが友人に師のことを語ると、バーバーはこう言った。「あなたは私の映画の中で、たいへん重要な役を演じることになりますよ!」
そのとき、男は打ち明けた。「私も映画館を持っております……持ち主なのです……」
バーバーは笑って言った。「私が申しているのは、宇宙的な映画のことです。私のもとへ来れば、それが何であるかが分かるでしょう。ですが、私があなたにお伝えしたいのは、あなたには幸運が待っているのですから、どうか落胆なさらないでください、ということです。」
