第35章: グルプラサド、1960年
1960年· ババ 66歳ページ 4,698 / 5,444
ある尊敬される人物が、バーバーの信者である友人の勧めでバーバーに会いに来た。その前日、その男は「なぜあなたは自分をアバターと呼ぶのか?」という問いから始まる長い質問のリストを作成していた。
彼の心の中にあるものを知ったバーバーは尋ねた。「何を私に尋ねたいのですか。」
その男は皮肉を込めて答えた。「あなたがアバターであるならば、質問が口に出されなくてもお分かりになるはずでしょう。」
バーバーは微笑みながら言った:
なぜ師と取引をするのですか。様々な質問に対する知的な答えを師に期待することは、師を軽んじることです。
一番初めから、すべての個人が直面する問いは「私とは誰か?」というものです。これが、無限の方法で表現される根源的な問いなのです。意識の進化全体を引き起こしたのは、まさにこの問いの背後にある推進力であり、無数の生まれ変わりとインヴォリューションの過程を経て、根源的な問いに対する真の答えである「我は神なり」に到達するのです。
ヴェーダーンタを学べば、「我は神なり」「すべての者が神である」といった論理的帰結を知的に確信するに至るかもしれません。しかし、そのような乾いた知識が何の役に立ちますか。道は愛であり、すべての問いを一度で完全に解決するのは、ただ「我は神なり」という状態の体験のみです。
そのような体験を得るのは、決してたやすいことではありません。真の答えを体験するに足る者となるまでには、いくつもの周期が巡らねばなりません。
4日には、(前日プーナに到着していた)ハミルプル出身の男女と子供148人がダルシャンのために来た。アンドラのチャンダ・スッバ・ラオもその日来て、バーバーに詩を朗読した。彼が来たのはこれが初めてであり、ある瞬間、彼の心に不敬な思いが浮かんだ:彼はエルチがバーバーの身振りを正確に通訳しているのか疑い、エルチとバーバーがただ示し合わせて大衆を欺いているのではないかと思ったのである。
