第35章: グルプラサド、1960年
1960年· ババ 66歳ページ 4,678 / 5,444
1960年5月13日、バーバーはデーシュムクの娘サンジーヴァニ(修士号を二つ持っていた)にこう尋ねた。「『神とともに (Stay With God)』を読みましたか。」
その若い女性は「時間がない」というお粗末な言い訳を口にした。
バーバーは尋ねた。「本当にそうですか。あなたはその答えに正直でいますか。偽善こそ最悪のものであり、人生のあらゆる場面で意識的にも無意識的にも残り続けるものなのです。」
サンジーヴァニは、職場の「未処理の仕事」というもう一つの言い訳を持ち出した。
バーバーは続けた。「最も平凡な事柄であろうと重大な事柄であろうと、すべての事柄において率直で正直であることは良いことです。偽善を残らせず、ひと息ごとにそれを遠ざけるよう努めてください。」
その娘にはもう一つ言い訳があった。「父とは違って、私は哲学には興味がありません。」
バーバーは答えた。「その本に哲学はありません。単純なものを難しくしたものが哲学なのです。その本には頭脳のための糧と、胸のための饗宴とが収められています。」
誰かが割って入って言った。「ある原理を解き明かすことが哲学です。」
バーバーは述べた。「事実の陳述と哲学とは同じではありません。『ギーター』を哲学と呼ぶことができますか。」
その人物は「そう呼べます」と主張した。
「それでは、これが私の哲学です。私はすべての中におり、私はすべてであり、そして私はすべてを超えています。ありのままの私を知るためには、あなたは自らのすべてを私の中で失わねばなりません。
「私は太古の存在です。また、これは単なる哲学ではなく、〈体験〉に基づく事実の陳述であるということを、しっかりと覚えておいてください。」
バーバーは別の訪問者であり、大学で学識ある講師を務めていたゴーヴィンド・ジョシに、ある特定の日に来るよう告げていたが、ゴーヴィンドはその約束を逃していた。彼は数週間後の5月19日にバーバーに会いに来たが、バーバーもまた彼に、自分の著作を読んだかどうかを尋ねた。ジョシは答えた。「はい、バーバー。それらの本はまことに全世界への祝福です。」
バーバーは尋ねた。「しかし、あなた自身はどうですか。読んでいて何を消化しましたか。もしその本を本来読むべき仕方で読んでいたなら、あなたは手元の仕事をうち捨ててでも、私との以前の約束を守ったことでしょう。それはあなた自身のためでした。私の愛は非個人的でもあり、無条件でもあります。あなたが以前の約束を果たせなかったにもかかわらず、それでも私はあなたを愛しています。」
ジョシは尋ねた。「バーバー、来年の5月にもプーナにいらっしゃいますか。」
バーバーは答えた。「私には明日というものがないというのに、あなたは来年の5月のことを口にするのですか。とはいえ、翌日を含めて、果てしなく見えるこの未来のいかなる時に何が起ころうとも、私はそれを知っています。私は、内に〈永遠〉を含む〈現在の瞬間〉に生きているのです。そこに時間というものはありません。過去と未来はあなたにとって存在するものです。
