第35章: グルプラサド、1960年
1960年· ババ 66歳ページ 4,667 / 5,444
一人の女性信者に中傷について説明する際、バーバーはカビールのこの二行詩を引用した:
我を中傷する者は、我が友なり、
彼自らの石鹸をもって、我が垢を洗い清むるがゆえに!
「だから」とバーバーは強調した、「まず必要なのは愛です。そして二番目は陰口を言わぬことです。」
彼は付け加えた、「誰かがあなたを中傷したら喜びなさい。そして、あなたが他の人を中傷しないよう、常に気をつけなさい。」
その女性は言った、「バーバー、私は誰のことも中傷しません。」
「もしあなたが誰のことも中傷しないのなら結構なことです。しかし、たいていの場合、酒を飲む者はこう言うのです:『私が酔うものか?私は決して酔いません!』
「中傷する者も同じです。中傷者は中傷をするものですし、誰かがそれを指摘しても、彼はこう答えるでしょう、『誰が私が中傷していると言うのですか?私は決して中傷などしません』と。」
その女性は言った、「ですが本当に、私は決して陰口を言いません。それは事実です!」
バーバーは説明した:
もし誰かが他人の短所を、その人の背後で口にするなら、たとえその言うことが事実であっても、それは中傷です。
陰口のサンスカーラはどのような結果を生むのでしょうか?仮にA氏がB氏に「C氏は来なかった。あれは悪い人間だ」と言ったとしましょう。C氏はその場にいません。A氏はこれをB氏に直接話したのです。その結果、A氏とC氏との間に間接的な仕方で、A氏とB氏との間に直接的な仕方で、サンスカーラの交換が生じるのです。ですから、中傷のサンスカーラには直接的なものと間接的なもの、二種類があるのです。こうして極めて微細なサンスカーラが生じ、何百万回もの誕生を経ても、そこから自由になるのは難しいのです。
サンスカーラには七つの色があります。欲望や怒りのサンスカーラはそれぞれ異なる色を持ち、陰口によって生み出されるサンスカーラはさらに深い色を帯びています。私たちはそれをそうと知りませんが、それらは最悪の部類に属し、根絶することはほぼ不可能なのです。ウイルスは極めて微細な病原菌で、目には見えませんが、最も厄介なものです。同様に、中傷と誹謗のサンスカーラも、最も邪悪で厄介なものなのです。
したがって、他人を中傷したり、貶めたりしてはなりません。もし誰かがあなたにそうしてきたら、喜ぶべきなのです。もし誰かがあなたを蹴ったなら、その人の足をさすってさしあげなさい。キリストが[頬を打たれたなら]もう一方の頬を差し出せと言われたことには、深い意味があるのです。愛するならば、中傷することはできません。ですから、すべての人を愛するよう努めなさい。そうすれば、私はあなたを信じます!そうでなければ、あなたが私のもとへ来ることに何の意味もありません。それで、いったい何の益があるのでしょうか?あなた方皆が私とつながっているのは、皆さんの幸運なのです。
