第35章: グルプラサド、1960年
1960年· ババ 66歳ページ 4,655 / 5,444
「愛することを学んでください!あなた方は私のサハヴァスのために来たのですから、頭[脳]を少し休ませてください!」
「バーバー、そのためには貴方の祝福が必要です」と男は強く言った。
「そんなことすら求めないでください!私はあなたを大いに愛しています。あなたが私に問い続けるなら、私も答え続けるでしょうが、あなたはどこにも辿り着けません!私が自ら語ることを聞いてください、たとえ理解できなくとも案ずることはありません。説明すべきことがあれば、私自身が説明します。理解しようと自らを煩わせるのは無益なことです。」
正直さという主題を続けて、ある日バーバーは次の談話を語った。
神を、すなわち真理を求める歩みにおいて、絶対的な正直さは欠かせません。道の機微は髪の毛よりも細やかなものです。ほんのわずかな偽善であっても、人を道から押し流す波となります。
自らの知る限りの術策を尽くしてあなた方を真の自己から遠ざけているのは、ほかならぬ偽りの自己なのです。この自己は正直さを装いながら、自分自身さえも欺くのです。例えばあなた方の自己はこう主張します。「私はバーバーを愛している。」実のところ、もし本当にバーバーを愛しているのであれば、自己主張をするその偽りの自己でいるはずがないのです!自己は愛の中で消し去られる代わりに、「私はバーバーを愛している」と信じ、主張します。それは自己欺瞞ではありませんか?
この偽りの自己をどのようにして取り除くのでしょうか?この影のような「私在り(I-am-ness)」をどのようにして放棄し、「我のみ在り(I-Alone-Am)」あるいは「神のみ在り(God-Alone-Is)」の状態に確立されるのでしょうか?ハーフェズがその答えを与えています。
「おお愛する者よ、別離も合一もそなたの関わるところにあらず!
ただひたすら、愛しきお方の御心に身を委ねよ。」
愛しいお方との合一を渇望することさえも束縛を生み出します。ですから、別離だ合一だと気にすることなく、ただ愛し、いっそう愛してください。そうして愛がますます深まるにつれて、あなた方は自らを委ねることができるようになり、道そのものである完全なる導師へと至る自らの道を見出すことになります。そしてあなた方が徐々に変化を遂げるにつれて、エゴは自らを主張することがますます少なくなっていきます。そうなれば完全なる導師があなた方に何をするように命じても、それを成し遂げることができるようになります。初めのうちは、心(マインド)はぶつぶつ呟きます。「なぜ自分が誰かに従わねばならないのか?」しかしハーフェズはこう述べて心(マインド)を慰めます。「おお心よ!導師に繋がれるこの束縛のみが、永遠の自由を与えうるのだ。」
完全なる導師に選ばれた者たちは、絶対的に彼に従います。完全なる奴隷となる者こそが、完全なる導師となるのです。
