第35章: グルプラサド、1960年
1960年· ババ 66歳ページ 4,628 / 5,444
ところがある日、バーバーが彼にまた別のものを書くようにと言ったとき、バウは抗議した。「バーバー、私は作家でも詩人でもありません。言葉の使い方もきちんと分かっていません。なぜ私にこんな仕事をお与えになるのですか?インドには優れた作家や詩人が大勢いますし、その人たちがあなたのもとへ来れば、崇高なものを書くでしょうに。」
バーバーはしばらく考えてから尋ねた。「その作家や詩人たちの中に知っている人がいますか?」
「はい、彼らのことは聞いたことがあります」とバウは言った。「彼らはインドでとても人気があります。」
「よろしい」とバーバーは応じた。「彼らに私のことを書き送りなさい。彼らに関心があれば、私が呼ぶこともあるでしょう。」
バウは何人もの著名な詩人や作家に手紙を書き、バーバーは彼らと接触したがっているように見えた。バーバーが彼らにこれほど関心を示しているのだから、彼らはきっと来るに違いない、とバウは考えた。数日後、彼らのうちの何人かから丁寧な手紙が届いた。それらはバーバーに読み上げられ、彼は聞いて喜んだが、彼らに伝えるべき指示は何も与えなかったため、バウは落胆した。バウは自分の判断で彼らに手紙を書き、バーバーのメッセージのいくつかを送った。
彼は再びバーバーに告げた。「この有名な方々の中の何人かは必ずあなたのところへ来るでしょうし、もし来れば、あなたについて崇高な文章を書くでしょう。」
バーバーは尋ねた。「彼らの書いたもののうち、何か持っていますか?」
バウは、そのうちの何人かのものは数冊持っていると答えた。バーバーは彼にそれらを持ってきて、自分に読み上げるように頼んだ。
彼がそうした後、バーバーは評した。「この文章のどこに何があるというのですか?実に味気ない!言葉だけは立派ですが、それ以外には何もありません。そこに愛の流れがありますか?正直に言ってください、ただの言葉に過ぎないのではありませんか?二度と彼らに手紙を書かないでください。彼らは私のところには来ないでしょう。」
それから彼は言った。「私があなたに無駄に書けと言っているとお思いですか?あなた自身の書いたものについて、少しでも分かっていますか?そこには愛の流れがあるのです。それは流れ、なお流れ続けます。私があなたの書いたものを気に入っているということを覚えておきなさい。それ以上、何をお望みですか?」
バウは黙ったまま、バーバーが頼むたびに書き続けた。
1945年、家族からの圧力でエルチは従妹のコルシェード・ダマニアと結婚した。しかしバーバーの命令により、結婚式の直後に彼はバーバーのもとに永久に身を寄せ、その後二度と妻と共に暮らすことはなかった。前述のとおり、コルシェードは自らをグルと称するマンガラム・ミルチャンダニと関わるようになった。ミルチャンダニは、1957年にボンベイのアシアナで自分の追随者三人をバーバーのもとに差し向けて対峙させた、まさにあの「偽聖者」その人であった。
