第35章: グルプラサド、1960年
1959年· ババ 65歳ページ 4,607 / 5,444
マンダリ・ホールに戻ると、バーバーは全員にトフィーとシュガーアップル(カスタードアップル)を配った。彼が自分の家に引き上げる時、ホシャングが傘を持って付き添った。途中、ホシャングは言った。「バーバー、私たちが滞在してもう四日が過ぎました…」バーバーは愛をこめて彼を見つめ、口づけをした。
翌朝、1959年10月19日月曜日、ホールでバーバーはエルチに、さまざまな本からいくつかの一節を読み上げるよう頼んだ。その一つは、完全なる導師シャンカラーチャーリヤがニルヴィカルパ・サマーディについて書いた一節だった。1
それが終わると、バーバーは述べた。「これはすべて『神は語る』の中で説明されています。」
次に、キリスト教神秘家トマス・ア・ケンピスの『キリストにならいて』から一節が読まれた。2
午後、ラ・リスクの最中にバーバーは言った。「私は自分の仕事の重荷に押しつぶされているのです。それで少しでも気を紛らわすために、ここに来てあなた方とカードをするのです。」
ある時、ハリー・ケンモアがホールの外に座ってパドリと話していた。彼はバーバーが戻ってきたことを知らなかった。バーバーは二人が座っているところへ歩いて行った。ケンモアはパドリにこう話していた。「あのお年寄り[バーバーを親しみを込めて呼ぶ彼の表現]は、もうずいぶん長いこと散歩していないようですね。」
ちょうどその時、バーバーは彼の肩を軽くたたき、手振りで示した。「散歩に行きましょう。」
ケンモアはバーバーが自分のすぐ横に立っているのを見て、はっと驚いた。
散歩の途中、バーバーは言った。「私は今日、限りなく落ち着かないのです。」
バーバーはケンモアに、その日午後8時まで水も飲まずに断食するよう指示していた。午後7時、バーバーはこの詩を作り、彼に送った。
あと一時間したら
そなたの胃袋の扉を開け、
たくさんの食べ物で
力を取り戻しなさい。
胸に神の名を抱き
マーヤーと戦を交え、
バーバーの名を唱えて
マーヤーに床をなめさせなさい!
20日午前8時、バーバーはマンダリ・ホールにやって来て、上記の詩が読み上げられた。バーバーはその日、至福についても語った。
意識の第六の境地にある者は、神を顔と顔を合わせて見、至福を体験します。
神を実現したが完全なる導師ではない者は、至福と知識と力を体験します。
神を実現し、なおかつ完全なる導師でもある者は、至福と知識と力を体験し、それらを用います。
粗大界の境地にある者も、時代のアバターの恩寵によって、あるいは完全なる導師の恩寵によって、いたるところに神を見ることができます。そのような者もまた至福を体験します。しかし、彼の体験と第六の境地にある者の崇高な至福との間には、天と地ほどの違いがあります。粗大界の境地にある者には、まだ自分を悩ませる心があるため、他のさまざまな欲望があります。第六の境地にある者には、[ただ]愛しい神と一つになりたいという切なる願いだけがあります。
脚注
- 1.シャンカラーチャーリヤ(788–820)はヴェーダの最も偉大な哲学者の一人と見なされている。彼は、霊的な解放は儀式や祭儀によってではなく、世界の幻影的な多様性を実在と信じる人間の無知を根絶することによって達成されると教えた。
- 2.トマス・ア・ケンピス(1379–1471)はオランダに移住したドイツ人修道士であった。
