第34章: 完全な隠遁
1959年· ババ 65歳ページ 4,551 / 5,444
メヘルワンはバーバーの命令を果たすため急いで横になり、それから父の寝台のそばへ走って行った。彼はパッパが苦しそうに息をし、大量の汗をかいているのを見た。パッパの容体を案じたメヘルワンは医師を呼びに外へ出たが、すでに遅かった。パッパの時が来ていた。彼は「バーバー」という言葉を唇にのせたまま、七十四歳で肺塞栓により亡くなった。
グルプラサードにも知らせが届き、バーバーはナリマンとメヘルジをビンドラ・ハウスへ遣わした。バーバーの指示に従い、エルチはグルプラサードに残った。パッパはバーバーの神性の大海に永遠に融け入った。メヘルワンは彼の死そのものに取り乱したのではなく、バーバーの指示に背いた自分の行為を案じていた。
パッパ・ジェサワラの遺体はその夜、ゾロアスター教のバングリ[遺体を清め、祈りを捧げるため一時安置する場所]へ移された。翌朝、1959年5月30日土曜日の午前七時、バーバーはエルチを伴ってビンドラ・ハウスへ行き、パッパの部屋に座った。そこでバーバーはパッパの帽子を自分の頭にかぶり、エルチにはホーミ・ダマニアの帽子をかぶらせた。バーバーが食べ物を求めると、ロシャンとナジャが食事を用意した。バーバーはそれに添えるパンを望んだが、家にはパンがなかった。
近くのパン屋からパンを持って来るという名目で、バーバーは再びマンダリ[側近弟子たち]と共に車に乗った。その途中、パッパの遺体が沈黙の塔へ向かう葬列で運ばれていたまさにその瞬間、彼らの車はバングリの前を通った。バーバーは車を止めさせた。
数分間その葬列を見守った後、バーバーは「仕事は完了しました」と述べた。
それからバーバーはエルチに尋ねた。「食べた後はどうなりますか?」
エルチは言った。「食べ物を消化し、それから残りかすを排泄します。」
バーバーは説明した。「身体は魂にとって、食べ物に対する残りかすのようなものです。身体はやがて魂の排泄物となります。死とは、魂が人間の身体を排泄する過程です。トイレに行った後、あなたはどのように感じますか?」
「ほっとして、うれしくなります。」
「魂もまた、身体から自由になると幸せでほっとします。誰の死についても、そのように感じるべきです。」
後にバーバーは、この最後の段階においてさえバーバーのまなざしがパッパに注がれたのだから、彼がどれほど幸運であったかを述べた。
バーバーはパッパの帽子を持って、エルチとその家族と昼食を取るためビンドラ・ハウスへ戻り、その後グルプラサードへ向かった。ビンドラ・ハウスの全員は、何事も起こらなかったかのように落ち着いていた。これがバーバーの愛の遊戯であり、彼の恋人たちへの贈り物であった。彼らは、この世のすべては非実在であるというバーバーの言葉を信じていたため、動揺しなかった。
アディ・シニアはパッパの葬儀のためプーナへ来て、パドリとカルチュリ家の人々を連れて来た。彼らは四晩ホテルに宿泊した。バーバーは毎日、自分の車を遣わして彼らをグルプラサードへ連れて来させた。ガヤ・プラサード・カレーとその家族は、1959年5月30日、ウッタル・プラデーシュから来た数人と共にバーバーに会った。
