第34章: 完全な隠遁
1959年· ババ 65歳ページ 4,504 / 5,444
全員がバーバーに小さなバラを渡し、バーバーは一人ひとりを抱きしめた。皆は愛のまさに基盤であるお方の近くへ行ったが、その肉眼では彼を見ることができなかった。彼らに対するバーバーの計り知れない愛は明らかで、実に胸を打つものだった。見えない彼らの目は、彼の触れ合いに涙した。バーバーが抱きしめるたびに、盲人一人ひとりの顔は、まるで内なる光が灯されたかのように変わった。
一人がバーバーに、自分はなぜ盲目という不幸に遭ったのかと尋ねた。それは前世で犯した何らかの悪行のためなのか、と。
バーバーは答えた。「ある意味で、あなたは世の悪と苦しみを見なくてよいので、とても幸運です。皆が盲目です。あなたが見ることができると思っている人々でさえ、本当は盲目です。彼らは実在しないものを見ているからです。
「あなたも実在を見ていません。そう見たいというあなたの欲望だけが、あなたを縛っているのです。ですから、肉体の視力を求めてはなりません。見る価値のある唯一のもの、存在する唯一のものを見せてくれる真の視力を与えられるよう求めなさい。いつも私の名を唱えなさい。絶えず私のことを考えなさい。あなた方すべてに、私の愛と祝福を与えます。」
バーバーの望みに従い、プカルはバーバーと、人類に向けた彼の愛と真理のメッセージについて短く話した。盲人たちが布を織り、籐の籠や椅子を作る様子がバーバーに示され、バーバーは彼らのオーケストラが自分のために演奏するのを聞いてたいへん喜んだ。名誉書記のエイチ・ジェイ・エム・デサイ大尉は、バーバーが来て彼らを祝福してくれたことに感謝した。バーバーは立ち上がり、歓呼の中、午後6時頃アシアナへ戻った。
ラムジューはこの時ボンベイにおり、まもなく慈善信託として登録されるアバター・メヘル・バーバー・トラスト設立のための草案を準備していた。彼の滞在中、バーバーの指示に従い、ラムジューがボンベイの銀行に保管されていたバーバーの本(一九二五-二六年に彼が書いたもの)の手書き原稿を取り出したと考えられている。彼はそれをバーバーに渡したとされるが、バーバーがそれをどうしたのか、またその後それがどうなったのかは知られていない。
1959年3月15日、日曜日の午後2時、バーバーはボンベイを出発してプネーへ向かった。アルナヴァズに話していたとおり、ボンベイへの一週間の訪問は彼にとって最後の訪問となった。その後、毎年バーバーはプネーへ行き、夏の三か月をグルプラサードで過ごし、残りの九か月をメヘラザードで過ごすようになった。この日課は最後まで続いた。
