第4章: 旅路
1923年· ババ 29歳ページ 444 / 5,444
その涙は長年の苦しみを拭い去り、その日からバイマイは少しずつ歩く力を取り戻していった。
ある時、家の中にあったゾロアスターの絵を見ていたバーバーは、こう宣言した。「これがまさにゾロアスターの姿です。私こそ、あなた方の預言者ゾロアスターであります。」
甘美な声は神性の大海より溢れ出で、家族たちは胸の中から神聖な至福が噴き上がり、優しく自らを包む愛の波が湧き起こるのを感じた。神聖な光がデサイ家に輝き、その光輝の中に皆を包み込んでいた。一人ひとりが師の神性を体験し、メヘル・バーバーの姿と容貌が視界を満たすうちに、世のことを忘れていった。師は家の隅々を聖化し、すべての部屋を必ず歩き通した。
では、師のナヴサリの庭園における特別な蕾、ソラブジの姪マニジャはどこにいたのだろうか。その頃マニジャはボンベイの学校に行っていた。しかし彼女が美しい花として咲くための土壌を整えるため、バーバーはすでにナヴサリに自らの光と神聖な水を撒いていた。その蕾の種は、バーバーの光と水を受け、十四年後に永遠にバーバーのもとへ戻った。彼女はマンサリという愛称で呼ばれていた。
そして、〈愛しいお方〉の庭園のもう一つの花、正統派の司祭カイコバード・ダストゥールはどこにいたのだろうか。彼もまたその頃はボンベイにいたが、彼とその家族は〈庭師〉の特別な眼差しから逃れることはできなかった。彼らもまた、後に〈愛しいお方〉の内部サークルに加わることになる。
メヘル・バーバーはデサイ家全員の胸を捉え、その後ダラムシャラへ戻った。バーバーは、ボンベイまでの徒歩の旅の計画を取り止め、代わりにナシークに3か月滞在することに決めて、再びマンダリを驚かせた。そのため、グスタジは事前の手配のためアンデリ(ボンベイ郊外)へと向かった。1
こうして徒歩の旅はナヴサリで突如として終わりを告げた。一行は5日間で65マイルを踏破していた。夕食の後、午後8時に駅へ向かった。デサイ家の人々や友人、知人たちが見送りに来ていた。列車を待つ間、ソフラブはバーバーの隣に座った。美しい声で、バーバーは彼にさまざまな霊的な主題について語った。家族全員が、長く話に聞いてきたバーバーのもとに居られることを大いに喜んだ。その後、バーバーとマンダリは午後10時の列車でナシークへと出発した。
脚注
- 1.グスタジには、ナシークに家を持つ親戚がボンベイにいたため、ルストムが同行した。バーバーがマンダリと共にナシークに滞在している間、自分と妻でその家を使う許可を親戚から得たいとルストムは考えていたのである。
