第32章: 1958年メヘラバード・サハヴァス
1958年· ババ 64歳ページ 4,352 / 5,444
あなた方の存在の真理を開く偉大なる創始者は、神聖な愛です ─ 限定する自己を焼き尽くし、すべての恐れを武装解除し、誘惑の上に立ち上がり、欲情と嫉妬の声に耳を貸さず、無限なる霊的潜在能力を表現する愛なのです。映画界にいる人々もまた、人間の内なる最も高きものを希求しながら、生命という神聖なる戯れにおいて、自らの役を惜しみなく演じなければなりません。その時にこそ初めて、彼らは真の美を見出すことができ、その時にこそ初めて、それを十全に表現することができるのです。
映画界にいる人々の霊的潜在能力は、その外にいる人々のそれとなんら異なるものではありませんが、しばしば異なる仕方で表現されなければなりません。あなたは俳優としてもなお、神性を体験し、表現することができます。映画の世界において、またその手段を通じて、あなたは学ぶことができ、教えることもできるのです。しかし、もしあなたが自らの内に愛や幸福、真理や充足を見出さないのであれば、それらを観客に真に伝えることはできません。あなた自身が霊感を受けていなければ霊感を与えることはできず、あなた自身が愛に貫かれていなければ、無感な魂のうちに愛を目覚めさせることもできません。
俳優は、真にして生ける美が、自身の内なる霊的潜在能力を発見し、解き放つことによってのみ顕現するということを悟らねばなりません。技巧が、若さ本来のみずみずしく輝く美を一層引き立てるうえで大いに役立つことは、疑いの余地もありません。しかしそれは技巧であって芸術ではなく、そのような束の間の美は、真の美とは似て非なるものです。ヴィジョンなくしては、あなた方の芸術は浅薄なものとなるでしょう。ゆえに、そのヴィジョンを偉大なる御方々から得ることをためらわないでください。これがあなたに生ける霊感を与え、あなたの人生に充足をもたらすのです。
ですから映画界に対する私のメッセージはこうです ─ 観衆や給金のために演じるのではなく、内なる無限のために演じてください。自らの役を演じている間でさえ、神の前に生きてください。そうすれば、あなた自身に対しても、共演者や雇い主に対しても、そしてあなた方一人ひとりがその不可分の一部である、より大いなる唯一不可分の生命に対しても、誠実でありうるのです。もし世界が舞台であるならば、神こそが唯一のプロデューサーであり、あなたが神と一致していなければ、ただ取るに足らぬ俳優以外の何者にもなりえません。
デーシュムクは『光線 (Beams)』の原稿の準備を終えており、ラマクリシュナンはその原稿がスーフィズム・リオリエンテッドによる出版のためアメリカへ送られる前に、タイプ打ちのためそれを受け取っていた。ラマクリシュナンは1958年5月13日の夜遅くにそれを終え、書籍の形に綴じ、ピンク色の表紙を付けた。翌日、彼はそれをバーバーに手渡し、バーバーはその仕上がりに感心し、彼の労を労った。
