第31章: インドの大地に流れた血
1957年· ババ 63歳ページ 4,234 / 5,444
カッワールに向かって、バーバーは促した。「では、選りすぐりの真理をお聞かせください!」
カッワールは歌った。「私は死を望む希望のうちに生きながら、自分を欺き続ける!」
彼を止めて、バーバーは言った。「なんと美しい想いでしょう!この状態において、愛する者は世界から完全に根こそぎ引き抜かれています。彼のすべての望みは死に絶え、ただ一つ、愛しいお方のために死にたいという望みだけが残ります。」
ホール内がひどく暑くなってきたため、誰かが扇風機をつけた。
バーバーはそれを止めさせ、カッワールに言った。「扉はすべて閉ざされております。暑うございます。バーバーは扇風機を止めさせました。皆さん汗をかいておられます。」
太り気味の一人の男に向かって、バーバーは茶化すように言った。「あなたにとっては良いことです。汗をかいて、少しほっそりされることでしょう。」
バーバーの言葉に大きな笑い声が起こった。
バーバーは戯けながら続けた。「皆さんが暑さを感じておられるのは良いことです。ここが涼しかったなら、皆さんは『バーバー、どうかこのままおやめにならないでください!』と仰ったことでしょう。これで皆さんはより早くお帰りになるでしょう!」
カッワールは再び歌い出した。
あなたゆえの私の悲しみを、どうかそのまま守りたまえ。
わが胸が他に何を渇望することがあろうか?
これが私の祈り、これが私の命!
歌い手が歌い続ける間、バーバーは折々にこう述べた。「私はすべてであります。私は自らを歌い手として、楽器として、そしてその他すべてのものとして体験しております。これは単なる言葉ではありません!これこそが私の真の体験であります。」
バーバーはカッワールに最後の一曲を歌うよう求めた。彼はこう歌った。
神なる炎[師]の周りを蛾のごとく舞う者は
愚か者と見なされる ― だがそう見なすのは愚か者ばかり!
音楽が終わると、バーバーはプーナで行った四種の従順についての談話に、さらに光を当てて説明を加えた。
締めくくりに、バーバーはこう述べた。「では、皆さんが私の望みをどのように果たされるか、見てみることにします。皆さんの従順を試させていただきます!五分のうちに、このホールが完全に空っぽになることを望みます!」
バーバーの巧みなやり方に皆どっと笑い出し、嬉々としてその場を後にした。
ハスマン・ホールを後にしたバーバーは、午後7時を少し過ぎた頃、マンダリと共にアシアナへ戻った。人々はこの催しを聞きつけており、数百人がダルシャンを待ってホールの外に列を作っていた。バーバーは車で通り過ぎながら彼らに手を振り、そうして人々は遠くからではあれバーバーの姿を一目見ることができた。
