第30章: 1956年西洋への旅
1956年· ババ 62歳ページ 4,083 / 5,444
誰一人としてその祈りを暗唱できる者はいなかった。誰かが急いで事務所まで写しを取りに走った。
それが読み上げられた後、バーバーは言った。「私たちの誤解について、不必要に他人の感情を傷つけたことについて、私たちの過ちについて、神に赦しを請いましょう。神が皆様全員に、バーバーの持つ無限の忍耐の一パーセントでも与えてくれますように!神の赦しを請いましょう。では、一人ずつ、私を抱いてください。」
ゆっくりと一行は列を成し、立ち上がってテーブルの脇に立っていたバーバーを一人ずつ抱きしめた。これがそれぞれにとって最後の抱擁となるはずだった。バーバーは翌日に発つ予定であり、それ以後は一切の抱擁を許さないと言っていたからである。
キティはバーバーの昼食の支度をするために集まりが終わる前に部屋を抜け出していたので、祈りも抱擁も逃してしまった。
バーバーは彼女を叱った。「私はあなたに、ずっと料理に追われていなさいと言いましたか、それともできる限り私のそばにいなさいと言いましたか?!」
それから彼は彼女を許し、逃した抱擁をしてやった。
バーバーはその日、ミューア・ウッズへ行きたいというジーン・ショーの提案に同意していた。会合のせいで遅れたが、ほどなく一同はバスに乗り込み、ゴールデンゲート・ブリッジを渡ってタマルパイス山へと向かった。バーバーは車に乗せられ、まず最初にジョセフとカリ・ハーブの家——ファクソン・アヴェニュー837番地——を訪ねるために立ち寄った。彼は家中を見て回り、プラサードを配り、ジョセフのお気に入りの椅子に腰を下ろした。
バーバーはミューア・ウッズに到着し、ショー一家に先導を頼み、自然界で最も古くから生き育つもの、すなわち巨大な木々の立つレッドウッドの森へ案内し、太古の木を見せてほしいと言った。子供たちは明るい鳥のように、彼の腕にぶら下がりながら周りに群がった。レッドウッドの木々の間を歩きながら、ルース・ホワイトはこう回想した。「私たちの目がそのとてつもない高さへと向かって舞い上がるとき、私たちは、自分たちの傍らにおられるその御方が、これらのレッドウッドが地上のあらゆる生けるものの上に高く聳え立つように、霊的に私たちの上に高く聳えておられるのだと知った。」
バーバーは樹齢千八百年を超える巨大なレッドウッドの木の前でしばし立ち止まり、その大きな幹のうろの中に腰を下ろした。彼が目を閉じると、まるで生きたブッダが戻ってきて、聖なる菩提樹の下に座しているかのようだった。ダーウィンが一枚スナップ写真を撮った。それからバーバーは立ち上がり、その木をしげしげと眺めたが、公園の残りの部分を見ることにはあまり興味がなさそうだった。彼はキティに昼食の予定時刻を尋ね、もう遅れていると聞くや、皆に戻るよう合図を送った。
