第30章: 1956年西洋への旅
1956年· ババ 62歳ページ 4,056 / 5,444
ダーウィン・ショーは扉のところに配置され、面会のために中に入る人々の流れを整理していた。午後には小休止があり、バーバーとマンダリは上階のスイートに戻った。ほどなく、さらに多くの人々が訪れ、ダーウィンは彼らに予約があるのでバーバーに知らせるべきだと考えた。彼はエレベーターで上がり、ちょうどバーバーの部屋に近づこうとしたとき、バーバーが部屋から出てきた。バーバーは手を挙げ、ダーウィンがなぜ来たのかと尋ねた。ダーウィンは「もっと多くの方々がいらっしゃいました、バーバー — 予約のある方々です」と言った。
バーバーはダーウィンを見て嘆いた。「では、私はまた階下に降りなければならないということですか?」
ダーウィンはバーバーが疲れているように見えるのが分かり、「残念ながら、そのようです」と答えた。バーバーはただ前にかがみ、おどけて疲れたふりをして数秒間ダーウィンの肩に頭を載せ、それから再び階下に降りた。
その後、午後4時45分、バーバーはノース・クレセント・ハイツ大通り1524番地にあるヒルダ・フックスの家を訪れ、そこで彼女の友人およそ30名がバーバーに会った。1ヒルダがバーバーのことを初めて聞いたのは、1932年のウィーンで、アリス・トラウ・フィッシャーを通じてだった。夫ヴィクトルがユダヤ人であったため、ヒトラーが権力を握ると、ヒルダは国を離れて逃れざるを得なかった。アリスはニューヨークでノリナに会うようにと勧め、ヒルダは多くの困難の末にそれを果たした。ノリナは彼女を他のバーバーを愛する人々に紹介し、バーバーの偉大さを確信させた。ヒルダはノリナの講演の手配を始め、1940年代にノリナとエリザベスがバーバーのための土地を探していたとき、彼女らの西海岸巡りに同行した。
マンダリのほかに、バーバーとともにヒルダの家を訪れたのは、エリザベス、キティ、マーガレット、アイビー、シャーミアン、ドン・スティーブンス、ショー一家、マリオン、スパーキー・ルークス、ダナ、ジョン・バスであった。フィリス、アデル、ジーン・ショーは、人々が入ってくるのに合わせてポンチやケーキを配るのを手伝った。ドンはバーバーを紹介する話をするため、より早く到着していた。
「皆さんにお会いできてとても嬉しいです」とバーバーは皆に言った。
ヒルダは、招かれた人々が前へ進み出てバーバーと握手するたびに、その人を一人ずつバーバーに紹介していった。続いてドンは「希望を持ちなさい」と「分離するエゴの無知」というメッセージを朗読した。
バーバーはアイビーに「何を考えていらっしゃいますか?」と尋ねた。
彼女は「あなた様が何を考えていらっしゃるのかと思っておりました!」と答えた。
バーバーは答えた。「私は、皆さんお一人お一人の内にいる神は自由で、無限であると考えていました。それなのに、その方は皆さんお一人お一人の内にあって自らが束縛されていると感じ、それゆえに苦しむのです。私は無限に幸福であり、永遠に至福のうちにありますが、それでも私は皆さん全員の内にあるがゆえに、皆さんを通して一瞬一瞬苦しんでいます。」
アイビーは「ですが、なぜこの苦しみがあるのですか、バーバー?」と尋ねた。
脚注
- 1.アリス・トラウ・フィッシャーはサンフランシスコに住んでおり、1956年のバーバーの訪問の際にロサンゼルスへ来た。
