第30章: 1956年西洋への旅
1956年· ババ 62歳ページ 4,051 / 5,444
結局、ピーターは二度とバーバーに会うことはなかった。
センターを離れる準備が整えられ、1956年7月30日月曜日の朝、バーバーは自分と共に旅をする一行全員に会いに来た。エニド・コルフ、アン・ギンズバーグ、クリスティン・ワイズの数名が新たに一行に加わり、彼らとともにカリフォルニアへ向かう予定だった。バーバーはハロルド・ラッドに、妊娠中の妻と共に家へ帰るよう指示した。
キャリー・ベン・シャマイはバーバーと共に行きたいと切望していたが、バーバーは彼女にイスラエルへ戻り、そこで自分の仕事をするよう告げた。キャリーは回想した。「終わりのない探求の末に、しかも肉体を持った私の師にようやく出会えたばかりなのに、どうしてこうもすぐにまた彼のもとを離れられるでしょう。」
バーバーは彼女の額に口づけし、安心させて言った。「今回ニューヨークとマートル・ビーチに来てくださっただけで十分です。」
バーバーと共にワシントンD.C.へ行かない者たちは、最後に彼を抱きしめた。バーバーはまた、愛するヌールジェハン――ノリーナにも最後の訪問をした。師が弟子を最後の抱擁で包み込む前に、二人は黙したまま見つめ合った。バーバーはポケットから薄手の上質なハンカチを取り出し、それを折りたたんで自らの胸に押し当てた。
彼はそれを彼女のポケットに入れて言った。「これを毎晩枕の下に置いておいてください。私は常にあなたと共にいます。」
バーバーは午前10時頃にセンターを発った。彼が最後に目にした顔は、網戸のところに立って手を振り別れを告げるノリーナの顔だった。それが彼女がバーバーを目にする最後となった。
バーバーとマンダリを乗せた車はノースカロライナ州ウィルミントンへ先行し、彼に同行する人々はバスで後を追った。空港でバーバーは木のベンチに腰掛け、キティが用意した小さな器の食事を取った。ニューヨークへ発つ者たちが彼に別れを告げに来た。何人かは迫り来る別離に涙した。誰も質問してはならなかった。バーバーは立ち上がり、ラバーたちの間を歩きながら、ある者と冗談を言い、ある者を優しく叩いた。彼はキャリー・ベン・シャマイをふたたび抱きしめた。フレッド・ヴィンターフェルトはバーバーを楽しませようと、縞模様のタム(スコットランドの毛織帽)とビリ・イートンの羽根帽子をかぶった。バーバーは歩み寄って彼とベン・ヘイマンの傍らに立ち、カメラを持つ者たちに二人の写真を撮るよう告げた。
一行はナショナル航空320便で、午後1時10分にウィルミントンを発った。バーバーはカリフォルニアへ向かう途中、ワシントンD.C.でその日を過ごす予定だった。機内でエルチはバーバーの髪をブラシで梳かし、ふたたび一束に結び直した。その後、バーバーは彼に、ブラシに残った髪を通路の向かいに座っているルース・ホワイトに渡すように言った。
