第30章: 1956年西洋への旅
1956年· ババ 62歳ページ 3,985 / 5,444
数分後、彼は信奉者たちを階上に呼んで短い面会を持った。今回の旅では一九五二年の前回の訪問とは異なり、バーバーは宣伝を厭わなかった。そのため、アイビー・デュースと、『神は語る』の宣伝でアイビーを手伝っていた広報担当責任者で元記者のバーナード・J・O・カルヴァーリョは、立ち寄る先々でテレビと新聞のインタビューを手配していた。バーバーはいま彼らとそれらのインタビューについて話し合うことに没頭した。彼は委員会を代表してアメリカの愛する者たちから世界一周航空券のための資金を集めたマリオンと、巡回の手配を話し合った。バーバーはまた、何人かの古い弟子たちとも個人的に会った。
バーバーとマンダリはロンドンからの飛行機の中で眠らぬ一夜を過ごしていたが、アイビーが休むよう勧めると、バーバーは軽妙に言った。「私はサタラを発って以来、休んだことがありません。そして肉体を捨てるまで休むつもりはありません。」
午後一時、バーバーはエレベーターで下りてきた。ジーン・ショーがそこで待っており、バーバーは彼女の手を取り、頬への口づけを許した。彼女はバーバーの衣服を何点か洗濯のために手渡された。バーバーは面会用に確保された中二階の部屋へ向かった。そこはジーンによって美しく飾り付けられていた。エナジーの夫、ハリー「ミッキー」・A・フロアスハイムが調達したホテル所有のディヴァン(長椅子)の上に、アンナローザ・カラッシュ所有の美しい白い掛け布が置かれ、その周りには花がうずたかく飾られた。プラサードとして、種なしのトンプソン・ブドウの一鉢がバーバーの長椅子の脇に置かれていた。
五分間の面会が始まる前に、バーバーは働き手たちと近しい者たちを呼び入れた。
彼は語った。「今日、私はあなた方皆と会えてとても嬉しく思います。私はあなた方皆に私の愛を捧げます。あなた方皆が私を愛しているのを私は知っています。あなた方が私を愛するのは、私のあなた方への愛があるからこそです。あなた方が私をますます愛することができるなら、ありのままの私を悟る日が来るでしょう。私はこの肉体的な姿ではありません。私は大海——無限なる愛の大海です。私をますます愛するよう努めてください。そうすればあなた方は私を知るでしょう。」
彼らが出ていくとき、バーバーはマーガレットをからかって言った。「あなただけ除いて、皆バーバーを愛することを覚えましたね!」
「私だけ除いてですか?」と彼女は答えた。「でもバーバー、あなたは私の先生でいらっしゃいます。あなたは私を教えてはくださっていません。あなたは私を教えてくださるべきです!」
「私はあなたをとても愛しています」とバーバーは身振りで答えた。
それから面会が始まった。皆は外で待ち、エラ・ウィンターフェルトは人々がバーバーに個別に会いに中へ入っていくたびに、面会名簿で各自の名前を確認していった。
