第29章: 短いダルシャンと隠遁
1956年· ババ 62歳ページ 3,912 / 5,444
バーバーはメヘラザードで夜を過ごすために去り、翌朝早くアディはサコリへ行ってバーバーの伝言をゴダヴリに伝えた。彼女はこう答えた。「バーバーは私をご自身のヤショーダとお考えくださっており、夕方までここにとどまっていただくことがヤショーダの願いでございます。」
バーバーがサコリを訪れることを知って、アフマドナガル、プーナ、ボンベイなど各地の愛し慕う者たちがそこに集まっていた。1956年1月26日木曜日午前7時30分頃にメヘラザードを発ったバーバーは、1時間後にラハタ村(サコリから1マイル)に到着した。ラハタでアディがゴダヴリの伝言を伝えると、バーバーはそれを聞いて喜んだ。
バーバーがサコリに到着すると、アーシュラムの住人や彼を愛し慕う者たちが、数百ヤード手前で彼を出迎えた。アーシュラムの管理者ワーグは、バーバーが車から降りる前に花輪をかけた。バーバーは音楽と歌に伴われた行列で迎え入れられた。先頭には美しく飾られた白馬がいた(カリ・ユガにおけるアバターの化身カルキの象徴)。バーバーが寺院に着くと、高位司祭のヴァサント・デーシュムク(チャガンの兄弟)がプジャを行った。バーバーの車はゆっくりと、イェシュワント・ラオが新たに建てた邸宅へ向かって進んだ。バーバーが車から降りると、ゴダヴリは彼に花輪をかけ、その足元に頭をつけた。他のカニヤー[尼僧]たちもそれに倣った。
バーバーがイェシュワント・ラオの家でソファに腰かけている間、彼のアールティが歌われ、彼はゴダヴリの健康について尋ねた。
その後、彼は彼女にこう告げた。「私は午後4時までここにとどまります。」
イェシュワント・ラオの邸宅を出たバーバーは、ウパスニ・マハラジの小屋へ行き、しばらく中に座っていた。そこから彼はマハラジのサマーディへ歩いて行った。そこではマハラジ自身のガディの向かい側、片隅に、花で飾られたガディがバーバーのために用意されていた。カニヤーの一人が、バーバーが1920年代にマハラジのために特別に作曲し、マハラジの生前に歌われていた歌を歌った。続いて彼女はバーバーを称えるもう一つの歌を歌った。上機嫌のバーバーは満面に微笑んだ。
彼はゴダヴリがどこへ行ったのかと尋ね、彼女が台所で食事を用意しているとの答えを聞いた。彼はワーグに小屋に電気が通っているか尋ね、ワーグはこう答えた。「今は電気はありませんが、折々に発電機によって一時的に供給されます。」
プランダレが口を挟んだ。「バーバーがそれをお尋ねになっているのですから、電気はきっとつながりますよ。」
バーバーは述べた。「電気はこの場所の荘厳さをいっそう引き立てるでしょう。」
ジジというカニヤーの一人は、マハラジの古くからの愛する者であり、サコリの住人だった。彼女はハイデラバードで病んでいたため、参加できなかった。
