Chapter 27: Satara
1955年· ババ 61歳ページ 3,712 / 5,444
サタラから少し離れた所でその車は事故に遭い、運転手は重傷を負って近くのワイの病院へ急送された。その知らせがサタラに届くと、エルチは急いで身支度をし、その間バーバーはマンダリに甘菓子を配り始めた。バーバーはエルチを呼んでプラサード[供物]を受け取らせようとしたが、彼は言い返した。『あの哀れな人があそこで死にかけているのに、私が甘菓子を食べるのですか』バーバーは黙ったまま、ただ彼の分を手渡した。
エルチが出発した後、バーバーは他のマンダリに言った。
『そのような感情は、私の命令の前に置かれるべきではありません。私の望みに対して、それらにどんな価値があるでしょうか。私の喜びは別のものであり、それを覚えておくことは偉大なことです。他の人々を、私ほど心にかけられる者がいるでしょうか。すべては私の手の中にあり、私の望みが実行されるなら、すべてはよいのです』
エルチとペンドゥが病院に着くと、運転手は十分に手当てを受けていることが分かった。
一九五五年七月十三日水曜日、バーバーはエルチ、バイドゥル、ヴィシュヌ、クマールと共にサタラを発ってボンベイへ行き、そこで真夜中まで数人のマストと接触した。ナリマンの車が彼らのためにボンベイから送られていたが、サタラへ向かう途中で故障したため、彼らは地元のタクシーで行った。翌日、バーバーはメヘルジーを伴ってボンベイを発ち、メヘラザードへ向かった。
バーバーはアフマドナガルのサロシュ・モーター・ワークスで給油のために停まり、そこへアディ・シニアが呼ばれた。バーバーはラノが用意した二枚の図表をアディに見せ、それらの写しを作らせたいと言った。アディはまた、八月に東京で開かれる世界宗教家会議で発表するヒタカへ送るための、バーバーに関する資料も渡された。
翌日、七月十五日、バーバーはメヘラバードへ向かい、そこでマストのアリ・シャーと働いた。彼は同じ日にサタラへ戻り、真夜中に到着した。途中で彼は短時間立ち寄り、グルマイ、サロシュ、サヴァク・ダマニアに会った。
七月十七日午後二時、バーバーはエルチ、ペンドゥ、バイドゥル、クマールと共に、四十九マイル離れたファルタンを訪れるために出発した。そこでバーバーは一人の聖者と接触した。彼はバイドゥルが見つけた年老いたヒンドゥーのマストで、バーバーは彼が高い段階にあることを示した。バーバーはその夜六時にサタラへ戻った。
その後七月三十日までの十二日間、バーバーはジャル・ヴィラでカイコバードと共に行う仕事に没頭し、隠遁していた。この期間、クマールはデヘラ・ドゥーンへ送り返された。『バーバーは毎朝数時間カイコバードと働いています』と、マニは西洋の人々に報告した。『そして外見上はくつろいでいる時でさえ、かなり何かに心を奪われているように見えます』
アディ・ジュニアはプーナからアフマドナガルへ戻っており、英国へ移住する計画を立てていた。アディ・シニアは三十日に彼とフレーニーをサタラへ連れて来て、彼らはそこでバーバーとマニに自分たちの計画を相談した。バーバーは彼らに、旅を翌年三月まで延期するよう告げた。アディ・シニアは、メヘラの姉妹フレイニーがナーシクからメヘラへ送った衣類のトランクを引き渡した。
七月三十一日日曜日、バーバーは五十一人の貧しい人々の足を洗い、彼らに礼拝した後、それぞれにお金という愛の贈り物を与えた。
