第26章: 驚くべき3週間
1954年· ババ 60歳ページ 3,595 / 5,444
彼は少女たち[カンヤーたち]について書かずにその本を書き、独自の解釈を加えました。のちに、彼はマハラジを疑いはじめました。そののち彼はマハラジのもとを離れ、若い娘たちを囲っているなどといった噂を広めました。彼はサコリを去りましたが、本のほうは出版されました。
それから彼はシルディへ行きましたが、その頃にはサイ・ババはもはや肉体を保っておられませんでした。彼は土地の人々から奇跡についての話を集め、サイ・ババの奇跡に関する小さな本[『驚異の聖者サイ・ババ』]を書きましたが、強調したのは些末なことばかりでした——サイ・ババが女性たちを祝福して子どもを授かったとか、貧しい男に手を置いて豊かにしたとか、水で灯を点したとか、そういう類の話です。そしてその日から、人々はインドの各地から、子どもや金や仕事を求めてやって来るようになったのです。しかし、この件はこれくらいにいたしましょう。
続けて、バーバーは打ち明けた:
私があの超意識の状態にあったとき、この意識は神の意識でした。その状態において、私はサイ・ババの近くにあるためにシルディへ引き寄せられました。サイ・ババが排便なさろうとされるとき、人々はバンドと笛を伴った行列を組んで彼をお連れしたものです。彼はそのすべてに値するお方でした。彼は一時間ほどそこに居られることもあり、行列とバンドはまた彼をお連れして座へ戻るのでした。私が初めてそこへ引き寄せられた日[1915年]、私の目は充血しており、何日も眠っておりませんでした。そして彼が行列の中を歩んでおられたとき、私は彼の足の上に頭をのせました。彼は大声で「パルワルディガル!」と叫びました。これは「あなたは神である!」という意味であります。そう申されたあと、彼はウパスニ・マハラジが座しておられた方を指し示されました。
私はウパスニ・マハラジが座しておられた所へ参りました。彼は痩せて弱々しいご様子でした。私を目にされるやいなや、彼は石を取り上げて投げ、私の額に命中させなさいました。その瞬間、私は正常な意識を取り戻したのです。それから私は彼と共にサコリへ行き、[ときおり離れもしながら]七年のあいだそこに滞在いたしました。そのころのサコリは、皆さんが今ご覧になっているような姿ではありませんでした。そこはなお荒れ地であり、ウパスニ・マハラジのための小さな小屋が一つあるだけでした。そこにはドゥルガバーイーと呼ばれる一人の女性がおり、その方はマハラジと私とを等しく愛しておられました。人々はそこに集まりましたが、その多くはバラモンでした。マハラジが生まれにおいてバラモンでいらっしゃったからです。
ここで止めて、意識の境地に話を進めましょうか?
答えは「いいえ」だった。
「私にはどちらも同じことです」とバーバーは述べ、それから話を続けた:
イエスの師はどなたでいらっしゃったでしょう?
