第26章: 驚くべき3週間
1954年· ババ 60歳ページ 3,584 / 5,444
東京出身の四十二歳の日本人カズテル・ヒタカは、数年前に日本の神智学グループの代表であるミューア博士からメヘル・バーバーのことを聞いていた。彼はそれ以来ずっとバーバーに会いたいと願っており、親戚である日本大使からインドへ招かれたとき、その機会をつかんだのである。
バーバーはヒタカに立ち上がるように告げ、皮肉まじりにこう言った。「私は誰一人としてこの丘の上に上がってくることを許してはいないのですが。」
バーバーは自分の果汁をヒタカに渡してこう言った。「遠くからいらしたのですから、すべて飲み干してください。」
彼が飲み終えると、バーバーは尋ねた。「なぜそのように遠路はるばるいらしたのですか?バーバーはどこにでもおります。」
「日本に来ていただきたいのです」とヒタカは言った。
バーバーは答えた。「七百年後に、私は日本へまいります。」
ヒタカはカルカッタからメヘラバードへ旅してきており、ビザの更新のために戻らねばならなかったので、バーバーはこう指示した。「今日はご用事のためにカルカッタへ行かれ、二十八日には集会に間に合うようにメヘラバードへお戻りください。」
バーバーは二人のオーストラリア人、ビル・ル・ページとジョン・バランタインに、真夜中から三十分間、自分の墓所に座り、目を開け口を閉じたまま心の中でバーバーの名を繰り返すように指示した。
そしてフランシスに冗談めかしてこう言った。「彼らが地下墓室に落ちたら、あなたの責任ですよ。そのときどうなさいますか?」
「問題は私がどうするかではなく、貴方様が私にどうなさるかです!」とフランシスは言った。
のちにバーバーはこう述べた。「二十九日と三十日の集会の後、私はヒタカを飲まず食わずで一所に七日間、ひとり座らせるかもしれません。もし彼がそれを成し遂げたなら、私は彼にほんの一瞬、私の姿を垣間見せるかもしれません。彼は立派な若者で、真理を心から愛しています。私が彼を引き寄せました。彼にはそれがどうしてなのか分かっていません。」
午後十二時五十分、バーバーは男たちを昼食に行かせた。彼は彼らが食事するあいだ一緒におり、後ろを通りながら一人の脇腹をくすぐり、それぞれの肩を一度ずつ叩いた。ダナ・フィールドの頭頂に口づけし、ヒタカを何度か呼び寄せて話をした。デザートはバーバーが自ら各人に手渡した。アランガオンの運搬人たちにも一人前ずつ与えられた。
バーバーは何度か丘の上でこの一行と卓球をした。バーバーがラッド・ディンプフルに一勝負を挑むと、ラッドはバーバーがまだ事故から回復中だと思い、「手加減しよう」と心に決めた。
