第26章: 驚くべき3週間
1954年· ババ 60歳ページ 3,568 / 5,444
バーバーは初め彼を厳しく叱責し、こう言われた。「私はあなたに大変失望しました。あなたは天下一の愚か者です!」
しかしその後、バーバーは彼がただちにスイスへ戻るべきだという点に同意し、マックスがその晩のうちにメヘラバードを発ってボンベイへ向かえるよう手配した。
バーバーは彼を安心させ、こう言われた。「親愛なるマックス、あなたが私を愛していようといまいと、あなたは私のものであり、私はいつまでもあなたを愛します」。1
フレッド・ヴィンターフェルトが面会のために薄暗い部屋に入ると、バーバーは立ち上がり、前へ進み出た。フレッドの目には、バーバーがどんどん大きくなっていくように見えた。彼が人生で犯してきたあらゆる過ちや利己的な行為が、突如として心に押し寄せてきた。彼は涙をこぼし、心の中でこう思った。「お前は今、バーバー、すなわちアバターであり神であるお方の前にいながら、まるで赤ん坊のように泣いているのか!」彼は自らを責めたが、涙を止めることはできなかった。
バーバーは彼を慰めて言われた。「ただ流れるに任せなさい。あなたの内には、あまりにも多くのものが押し込められていたのです」。
個別の面会の中で、バーバーはフレッドにこう告げた。「私は最高の中の最高なる者であり、そうした存在として神なる真理をもって申し上げます。私を愛することは容易ではありませんが、私に従うことは容易です。
ダーウィン・ショーはエルチに会ったことが一度もなく、面会の初めにバーバーが二人を引き合わせた。エルチは通訳をしていたが、自分を指差して言った。「ダーウィン、これがエルチです」。
バーバーはエルチの方を向いて言われた。「これがダーウィンです。彼は私の最も愛しい者のひとりです」。
バーバーのこの素朴な一言は、ダーウィンに深い影響を与えた。その瞬間、「バーバーはどういうわけか覆いをさらに引き戻し、ご自身を顕された」とダーウィンは表現した。バーバーの腕の中に倒れ込んだダーウィンは「愛の大きな波を感じ、至福を体験した」。彼はこう続けた。
それは私のどんな大胆な想像をも超えるものだった。内側で輝いていたあの方の愛の甘やかさ、そのやさしい美しさは、とても言葉では表せない。私たちがマートル・ビーチに暮らしていたころ、バーバーは手紙の中で私をご自分の選ばれた弟子と呼ばれたことがあった。私はそれを心の底から信じきれずにいた。ところが今、バーバーが私を最も愛しい者のひとりと呼んでくださったとき、その言葉は私を打ちのめしてしまった。私は涙ごしにあの方を見つめ、こう尋ねた。「どうしてそんなことをおっしゃるのですか?」バーバーは真顔になり、こう言われた。「私はあなたの機嫌を取っているのではありません」。
ダーウィンはバーバーのために白いスカーフを持参していた。彼はその小さな包みを机の上に置いていたが、今それを手に取ってみると、あまりに不釣り合いなものに感じた。
彼が謙虚にそれをバーバーに差し出すと、バーバーは即座にこう答えた。「あなた自身こそが、あなたが持ってくることのできた最大の贈り物です。あなたは神から私への贈り物なのです」。
脚注
- 1.ニルはマックスに同行してボンベイへ行くよう指示された。
