第25章: ハミルプールとアンドラでの大規模ダルシャン
1954年· ババ 60歳ページ 3,466 / 5,444
彼は唖然とした。バーバーが訪ねてきてくれたという幸運に対する感謝を言い表す言葉は、彼にはなかった。こうして、自らを最も不幸だと思っていた者が、最も多くを受け取った。
ナイドゥの自宅で、彼の娘がバーバーに花輪をかけた。ナイドゥは病床にあったため、娘がバーバーの足元に身を投げ出して帰依したいというナイドゥの切なる願いを綴った手紙をバーバーに読み上げた。
ベッドに腰を下ろし、バーバーはナイドゥの足を揉みほぐしながら言った。「私はとても幸せです。いつも私のことを思っていてください。私は太古の存在です。私はクリシュナです。」
プラサードがバーバーのもとに運ばれ、バーバーはそれに触れた。
彼は再びナイドゥに保証して言った。「私が自分のラヴァーたちの僕(しもべ)であると言うのは、決して何気なく口にしているわけではありません。最後の瞬間まで、私の名を繰り返してください。バーバー、バーバー、バーバー!」
ダナパティ・ラオは、ナイドゥの耳が遠いことをバーバーに伝えた。
バーバーは綴り始めた。「私もまた耳が聞こえません。私は、本当に、本当に……だけを聴くのです。」
しかし彼が文を言い終える前に娘がバーバーのアールティを歌い始め、バーバーは思いを言い終えないまま去っていった。
その夜八時、バーバーはマンダリと共に車でエルルへ向かい、マスリパトナムのラヴァーたちは熱烈に彼を見送った。途中、バーバーは喉が渇き、ゴーダーヴリ村の近くで車を停めさせた。一人の男が片手にランタンを、もう一方の手にバナナを持って道端に立っていた。車が停まると、彼は前に進み出て、礼拝してからバーバーにバナナを差し出した。彼がバーバーの車がその道を通ることをどうやって知ったのかは、当時も今も謎のままである。
付近には店が一軒もなかったので、もう少し進んだところでドゥルガー・コールド・ドリンク・ショップという店を見つけた。エルチがバーバーのためにソーダ水を取りに中へ入った。エルチは自らグラスを洗い、店主が誰のためかと尋ねると、エルチは「私の師のためです」と答えた。
「どちらの師ですか?」と男は尋ねた。
「メヘル・バーバーです」と告げられた。店主はそこで出向き、バーバーのダルシャンを受けた。彼は炭酸水の代金を受け取ろうとしなかったが、バーバーがそれをプラサードとみなすように告げると、提示された金額を受け取った。それからバーバーはマンダリを中へ送り、冷たい飲み物を取りに行かせた。バーバーは彼らに同行し、自らの手で一人ひとりに飲み物を配った。神ご自身がその店で渇きを癒したのだから、店主はなんと幸運だったことか。
バーバーと一行は午後十一時十五分にエルルに到着し、カッタ・スッバ・ラオの庭園へと向かった。入り口では女性たちがバーバーのアールティを行い、その後カッタはバーバーを中へ案内し、休ませた。デーシュムク博士は息子プラボードと共にエルルで一行に合流した。
