第24章: デヘラ・ドゥン、1953年
1953年· ババ 59歳ページ 3,420 / 5,444
それからバーバーは他の者たちに語りかけられた。「私の談話も、ヴェーダーンタも、ウパニシャッドも、あらゆる宗教文献も、価値がありません。それは文字通り、説明することのできないものに対する説明です。理解できないものは説明することもできません。ですから私は、これらすべてをただのグッパ[無駄話、お喋り]と呼んでいます。必要なのは体験です。そうすれば、すべてのメッセージや疑念は永遠に消え去ります。そのとき私たちは、私たちが常に無限であったし、いまも無限であり、これからも無限であり続けるであろうことを知るのです。」
「バーバー、神を実現するために私は何をすればよいでしょうか?」とダディ・メタが尋ねた。
「神は完全なる誠実そのものであり、神を実現しようとする私たちの努力には完全なる誠実さが必要です。神を実現するためには、私たちは話すこと、行うこと、考えることのすべてにおいて誠実でなければなりません。」
トリロク・シンとサハジ・シンはダウラト・シンの甥たちであった。彼らは言った。「バーバー、私たちはアフリカ[トリロクが暮らしていた場所]へ戻ります。あなたの祝福をいただきたいのです。」
バーバーはくすりとお笑いになり、口述された。「あなたがたや他のすべての人々が、私がすぐにでも沈黙を破ることができるよう私を祝福してくださるべきです。本当の祝福はあなたがたの内にあります。何も心配しないでください。」
バーバーは皆に向かって述べた。「私たちの道の上に横たわる最悪のものは偽善です。私たちは皆、程度の差こそあれ偽善者です。ほんのわずかな偽善でも、神不在を意味します!すべてを知っている者を欺くことはできません!」
午後2時40分、バーバーは突然立ち上がり、家を出てデヘラ・ドゥンへ戻るために車に乗り込んだ。一行はきちんと見送りをしたいと思っていたので驚いた。ヘランがハンドルを握り、車は走り去った。ラヴァーたちは沈黙のうちにそれを見つめていた。バーバーは同じ夜、メーラトを経由してデヘラ・ドゥンへ戻った。
デヘラ・ドゥンからのバーバー出発に向けた準備が始まった。彼はマハーバレシュワルへ移ることに決め、バーバーと女性および男性マンダリの住まいを整えるためにヴィシュヌが先発で派遣されていた。アガ・カーンの邸宅(彼らが1950年10月に滞在した場所)が借り受けられていた。
デヘラ・ドゥンを発つ前に、バーバーは清掃係の少年イーサを呼び寄せ、お尋ねになった。「私と一緒にマハーバレシュワルへ来ますか?」
「両親は私に結婚してほしいと願っています」とイーサは言った。
「私と来たいのか、結婚したいのか、それだけを言ってください」とバーバーは繰り返された。
「両親の願いに従って、結婚してから森に隠棲し、あなたのバジャンを歌います!」とイーサは宣言した。
バーバーはこれに大いに笑われ、こう助言なさった。「結婚した後は、森へ行かずに私のところへ来てください。来ますか?」
