第24章: デヘラ・ドゥン、1953年
1953年· ババ 59歳ページ 3,411 / 5,444
私のダルシャンを受けるために今日皆さんがこうして集まったのは、私の愛する者たちの何人かの愛のおかげです。しかし、私の真のダルシャンを得ることは容易ではありません。間近で私を見て、私に敬意を表し、果物や花を捧げ、頭を下げてから家路につくとしても、それは決して皆さんが私のダルシャンを受けたことにはなりません。皆さんは目で私を見たとはいえ、ありのままの私をまだ見てはいないのです。いわゆる「ダルシャン」という慣習を経たにもかかわらず、皆さんは私の真の存在を一瞥たりとも垣間見てはいません。
私の真のダルシャンを得るとは、私を見出すことに他なりません。そして私の中に皆さんの居場所を見出す唯一にして確実な道は、私を愛することです。私が皆さんを愛するように皆さんも私を愛するためには、皆さんは私の恩寵を受ける者とならねばなりません。神聖な愛の贈り物を授けることができるのは、ただ私の恩寵のみです。私の恩寵を受けるためには、皆さんは私への揺るぎない信仰という確固たる土台のもと、真心を込めて私に従わねばなりません。そして皆さんが、私の願いが皆さんの法となり、私の愛が皆さんの存在を支えるように、ご自身を完全に私に明け渡すときにのみ、皆さんは私の望むとおりに自発的に従うことができるのです。
時代を重ねるごとに多くの人々がそのような明け渡しを願い求めますが、私の望むとおりに完全にご自身を私に明け渡そうと真に努める者は、ごく僅かに過ぎません。最後にそれを成し遂げる者は、私を見出すのみならず、私自身となって人生の目的を実現するのです。
今日、私が皆さんの中にいることは、この大勢の中でただ一人でも、私が皆さんに知ってもらいたいことを理解したならば、その目的を果たすことになるでしょう。皆さんに私の祝福をお贈りします。
時代はデヘラ・ドゥンの驚異的な情景を見渡し、その目に映ったのはこうであった。「午前七時三十分、バーバーは自分のバンガローを出て、マンダリのバンガローへ向かった。白いサドラとピンクのコートに身を包んだ彼の姿は輝かしく、髪は後ろになでつけて編まれ、コートの襟の下に隠されていた。彼の微笑みは喜びの光線を放ち、輝く面差しはまるで光り輝く太陽のようであった!彼の双眸の美しさ ── そこからは絶え間ないワインの流れがあふれ出ていた ── は、誰の目にも映るように煌めいていた。」
キシャン・シンがバーバーの頭上に傘を差しかけ、彼の長男マダン・ララ・アロラがカメラを手に前を歩きながら、その様子を撮影していた。場の雰囲気は期待で張り詰めていた。バーバーが天蓋に向かって歩み寄ると、「アヴァター・メヘル・バーバー・キ・ジェイ!」という大歓声が空気を切り裂いた。マンダリの数人は、誰もバーバーに近づかぬよう見張り、デヘラ・ドゥンの女性の愛する者たちは、ダルシャンの群衆の中の女性たちが押し寄せて来ないよう食い止めた。
