第24章: デヘラ・ドゥン、1953年
1953年· ババ 59歳ページ 3,360 / 5,444
アバターは進化や輪廻の過程を経る必要がありません。彼はシッダ・プルシャ[完成された魂]、太古の方です。両者は同じ力を持ちますが、この粗大界での働きという観点から見れば、人類の救済のために行われる働きには甚大な違いがあります。
ラームとは誰でしたか?あなたがラームやクリシュナと言うとき、その背後にあるあなたの考えは何ですか?
ラムダース・チャウラシアは答えた。「全能なる御方です。なし得ないことなど何一つありません。」
バーバーは言った。「ラームと内面で繰り返し、あなたの胸にあの方が誰かを尋ねれば、必ず答えが来ます。さあ、ナグプールに戻って、ジャパを始めなさい。」
この後、バーバーはハリチャンド・コチャルに弁護士の仕事について尋ね、彼は法廷で抱える困難をバーバーに伝えた。バーバーは忍耐を勧めて、こう述べた。
全世界は蜃気楼のようなものです。希望は決して死にません。神はあらゆる希望を超えています。神に到達する道はただ一つです――希望が死ぬとき、神は実現されるのです!ほかに道はありません。何年もの苦行、断食、サマーディに座ること、あるいは釘の上で眠るような自己否定を行っても、何の益も得られません。希望を取り除き、希望を超えるための救済策はただ一つ――それは愛です。そして愛するための道もまた、ただ一つです――自分自身を忘れることであり、そのためには師の足元に降伏することです。バクティ・ヨガ、カルマ・ヨガ、ジナーン・ヨガは、この自己忘却をもたらすために存在しています。しかしそれらの修行に表向きは成功したように見えても、それらによって自分自身を忘れる者は誰もいないのです!
誰もがいつかは肉体を捨てねばならないと知っていますが、それでも一瞬一瞬、自分は永遠に生き続けると感じています!心は、いつか――例えば七年後には死ぬであろうこの体を捨てねばならないと知っています。にもかかわらず、永遠に生きるという妄想に囚われています。なぜそうなのでしょうか?それは、真実において私たちが皆、永遠だからです。仮にあなたが今若くて60年後に死ぬとしても、あなたは今、生き続けると感じています。死ぬという思いはあなたの心に入ってきません。心が思い起こさせるときにのみ、ときおりそれについて考えるだけです。もし心が24時間ずっと死の思いを抱いているなら、すべてが得られます。この死の思いが24時間あるなら、あなたの務めは完了です。あなたの心は死にます。
ハリチャンドを指差してバーバーは言葉遊びをした。「心が死ぬと、チャンダル[chander、月]が消えてハリ[Hari、神]が来ます! つまり、あなたはあなた自身ではない、ということです。あなたが去り[心が消滅し]、神が来るのです!」
