第24章: デヘラ・ドゥン、1953年
1953年· ババ 59歳ページ 3,274 / 5,444
ある日、地元のマスタニーもまた平屋に連れて来られ、バーバーは彼女と接触した。1のちに彼は、彼女がデヘラ・ドゥンの霊的責任者であると明かした。
バーバーがその地に到着すると、またもや根拠のない噂が流れたため、1953年2月22日にバーバーは次のライフ・サーキュラーを口述した。
私および私の弟子たちに関するある噂が、私の耳に届きました。その内容は、1942年に私が弟子たちと共にリシケシュに滞在していた折、いくつかの小包が鉄道で私たちのもとに送られたというものです。それらの小包の一部が輸送中に破損し、中に酒類が入っていることが判明したため、私と弟子たちは厄介な状況の気まずさを避けようと、ただちにリシケシュを立ち去らねばならなかった――というのです。
私は、このような偽の噂を広めた者たちのこの行いに深く感謝しています。なぜなら、それが私の仕事に大いなる奉仕を果たすことになると感じているからです。霊的な仕事においては、反対や噂、批判ほど助けとなるものは他にありません。真理と一体である霊的に完全なる方々は、真理を覆い隠し歪めようとするそうした経路を見抜き、それらを祝福されます。
長年にわたる私の仕事の中心の一部は、聖者やサドゥー、いわゆる罪人と呼ばれる者たち、そして貧しい人々の前にひれ伏すことでありました。これから私がリシケシュとハリドワールへ赴くとき、私はその噂を広めることに関わった者たち、ならびにそれを信じたすべての人々の前にもひれ伏すつもりです。私が彼らにひれ伏すこの行いは、私の側の自我的態度から発した皮肉の身振りではなく、また彼らに対する不快感から出たものでもなく、むしろ私の偉大なる霊的な仕事を彼らが助けてくれたことに対する、私の胸の奥底からの愛のしるしであるということを、はっきりと理解していただきたいのです。
始まりなき始まりから今日に至るまで、私は称讃を受けようと、世を挙げての反対に遭おうと、ありのままの私であり、終わりなき終わりに至るまでそのままであるでしょう。
2月27日、バーバーはアイリーン・コニビアー宛てに、彼女の著書『文明か混沌か?』のいくつかの要点を明確にする手紙を口述した。彼の説明の一部は以下の通りである。
アバターとサッドグルのあいだには、その意識においても完全性においても何ら差異はありません……両者ともに神と一体です。両者ともに無限の力、知識、至福を体験され、ともにサット・チット・アーナンドのこれらの側面を、宇宙のために用いられます。違いは、その働きの範囲にあります。完全なる導師は、選ばれた少数の人々のためには選ばれた方法で、また宇宙のためには一般的な方法で働かれます。アバターは、選ばれた少数の人々のためには特別な方法で、また宇宙のためには選ばれた方法で働かれます。したがって、両者ともに宇宙のために働かれ、その働きの場もまた限定されてはいないものの、その働きの範囲は異なっています。
脚注
- 1.このマスタニーの名は記録に残されていない。
