第21章: マノナッシュ
1950年· ババ 56歳ページ 2,960 / 5,444
バーバーはしばらくバジャンとガザルを聴き続け、パドリは音楽を聴いている間のバーバーの表情を数多く写真に収めた。女性の同伴者たちは別の部屋でカーテンの後ろから耳を傾けていた。バーバーはとても上機嫌で、ドラク(太鼓)とフィンガーシンバルを奏でてグループに合奏することさえした。
ガデカルはカク・サヘブが最近亡くなったことをバーバーに伝えたかったが、そのような旧生活の話題に触れることを禁ずる新生活の制約があったため、そうすることができなかった。そこで彼は、カクが亡くなる前に書いたあの特定のガザルをバーバーの前で歌うようマドゥスーダンに告げる、という策を思いついた。
マドゥスーダンとグループは歌い続け、ある時点でガデカルが頼んだカク・サヘブのその特定のガザルを歌った。わずか二行を聴いただけで、バーバーはマドゥスーダンを止めさせ、しばらくの間黙り込んだ。彼はまるでどこか遠くにいるように見えた。バーバーが思いに沈んだ表情でじっと身じろぎひとつせず座っていると、世界のすべてがその瞬間止まったかのように見えた。
しばらくしてバーバーは顔と目を擦り、こう身振りで示した。「彼が[つまりカクが]私のところへ来ました。」
バーバーはカク・サヘブの名を口に出してはいなかったが、プーナのグループは彼が誰のことを指しているのか分かっていた。マドゥスーダンとグループは歌を再開し、そのガザル全曲を歌い切った。バーバーは聴きながら、真剣な気分でいるように見えた。
「このガザルを作ったのは誰ですか。」とバーバーは尋ねた。
ガデカルは答えた。「カク・サヘブです。」
「彼はいつそれを書いたのですか。」
「亡くなる、ほんの数日前のことです。」とガデカルは厳粛に答えた。これこそが、彼がバーバーに伝えたいと願っていた知らせであった。
続いてマドゥスーダンとグループは、ガニが作ったガザルを歌った。ガニのガザルは不平めいた調子だったが、ユーモラスな雰囲気を帯びていた。二行が歌われるや否や、バーバーの気分は陽気なものへと変わった。
バーバーは笑って身振りで示した。「モタ・ドカ!」――それは「大きな頭」の意味で(バーバーがガニにつけたあだ名のひとつ)。1
バーバーは以前マドゥスーダンとナレンドラを数日間自分のもとに留めておきたいという意向を示していたが、その日は代わりに15歳の若者プラタップ・アヒルを選んだ。バーバーは彼に、学校がクリスマス休暇で休みになっていたにもかかわらず、校長の許可を得てから一週間後にマハバレシュワルへ戻るよう指示した。プーナのグループはその日のうちに各自の家へ向けて発った。メヘラの誕生日は、彼らにバーバーの前で歌う最初の機会を与えてくれたのだった。
出発の際、ガデカルは恍惚とした様子だった。プラタップはこう述べている。「ガデカルは政府の高官だったが、自分のプーナのグループのメンバーの一人がバーバーのもとに留まることになったのが嬉しくてたまらず、文字通り子供のように道で踊っていた。それが彼の幸せだった。」
脚注
- 1.モタ・ドカには二重の意味があった。それはガニの不釣り合いに大きな頭だけでなく、彼の鋭い知性をも指していた。バーバーがガニにつけた他のあだ名には、ガンパティ(機知と知恵の神)とペンディヤ(クリシュナのお気に入りの弟子)があった。一方ガニはバーバーをサブ・ランシャ(あらゆる色を持つ者)とハイラニ(厄介者[「イラニ」という言葉に掛けた言葉遊び])と呼んだ。
