第19章: 新しい人生
1949年· ババ 55歳ページ 2,857 / 5,444
バーバーはパドリにもハルジワン・ラルにも会わず、バーバーの意向に従い、エルチとアディだけが彼らと話した。バーバーはパドリに対し、自らの指示を速やかに実行したことを喜んでいるとの伝言を送り、冗談まじりにこう言った。
「あなたは片足を旧生活に、もう片足を新生活に置いていらっしゃいますが、その足がいつか引き裂かれてしまうのではないかと心配なさる必要はありません!」
バーバーは二十二日に、マンジリ・マフィの宿泊施設の件についてケキ・デサイに数分間の面会を許していた。バーバーはまた、ドンから贈られた、自分が滞在しているテントをケキに見せた。そのテントは女性たちの部屋へ通じる階段のそばに張られていた。バーバーはケキに、同伴者たちのために同じようなテントを十二張り欲しいと伝え、ケキはそれをデリーで購入するよう命じられた。ケキはそのようなテントを既製品で手に入れることができなかったため、バーバーは自分の仕様に合わせて見本を作るよう指示した。
ちょうどこの頃、ハルジワン・ラルは厳寒のなかにある同伴者たちの窮状を知り、温かい毛織物の衣類を送ろうという明確な目的を持って引き上げて行った。男女の同伴者たちのあいだに毛織りの外套は一着もなく、男たちはたいてい屋外でカフニ一枚のまま夜を過ごしていた。
一万五千ルピーのうち千五百ルピーを使い、モラダバードでトンガ二台と馬一頭が購入された。この空白期間の食料も、その金額のなかから賄われた。残りの金は、マンジリ・マフィに同伴者たちのための小屋を建てるためと、その小屋ができ上がるまで彼らが滞在する家の家賃を支払うために取っておかれた。また同じ金額のなかから、巡礼税、舟の借り賃、橋を渡る際に払うオクトロイ(通行税)、その他の課徴金のためにも金が取り分けてあった。そして残った残額は、動物たちの飼料を買うのに充てられた。
この間、バーバーは警告した。「一月一日を過ぎたら、食べ物や衣類に一パイたりとも費やしません」
デリーに戻ったハルジワン・ラルは、キシャン・シンとワス・デオ・カインに男女の同伴者たちの状況を伝えた。彼らからは、さまざまな食べ物と衣類を送りたい、それらはビクシャとして捧げるものだ、という手紙が届いた。
バーバーはその返信として、ハルジワン・ラルに次のような具体的な指示を送った。
