第19章: 新しい人生
1949年· ババ 55歳ページ 2,850 / 5,444
私は今朝、エルチとガニとともに条件回覧書に目を通しました。私がこの計画を最終的に決定する前に、皆さん全員から一つのことをはっきりと知っておかねばなりません。この計画はだれも知りません。エルチだけが、それについて少しばかり示唆を与えられているのみです。
私の言うことを注意深く聞いてください。皆さんもご存じの通り、皆さんに何の落ち度もないにもかかわらず私が送り返すことになった場合に備えて、私はメヘルジーのもとに皆さん一人ひとりにつき1,000ルピーずつを預けてあります。それに加えて、彼のもとには別に1万ルピーが預けられており、皆さんのうち誰かが落ち度なく送り返される場合には、その中から各自に旅費として100ルピーずつを差し出すことができます。しかし、皆さんの中で誰かが故意の違反のために去るよう告げられた場合、その人は1,000ルピーも100ルピーの旅費も受け取れません。
ノワラたちや、「はい」か「いいえ」を答えるよう求められなかった者たちには、ある一定の金額が渡されました。それは、私が彼らに与えた約束[彼らを養うという私の約束]から、私自身をある程度解き放つためです。ですから当然、私が皆さんのうちのだれかを送り返すならば、その人のために何かをしてあげなければなりません。私はそうした不測の事態に備え、皆さん一人ひとりのために1,000ルピーずつを別に取り分けることで、最善を尽くしました。あの状況下で私にできた最善のことが、これでした。
私が申しました通り、皆さんのうちのだれかが何の落ち度もなく送り返される場合には、その人は1,000ルピーを受け取ることになります。さて、計画を最終的に確定し、諸条件と私の誓いを百パーセント損なうことなく保ち、また我々が無力さの新生活に大胆かつ力強く立ち向かえるようにするために、士気を保てるよう、もっと良い食事を取らねばなりません。もし我々が虎の口の中を通り抜けねばならぬのであれば、めえめえと鳴き、おびえる羊のようにではなく、勇気と快活さをもってそうしなければなりません。
ここで私は、皆さんのうち誰が自分の取り分である1,000ルピーを進んで私に差し出す意志があるのかを知りたいのです。皆さんはまだ「落ち度のない」者たちですから、私は諸条件と私の誓いを危うくすることなく、その金を受け取り、この計画を実行に移すことができます。新生活をさらに推し進めるために用いることができるのは、仲間たちに属するこの金のみです。私が言いたいのはこういうことです。もし私が皆さんのうちのだれかを送り返した場合、その方は、自分のために用意されていた1,000ルピーをすでに受け取ったものとして受け止めねばなりません。なぜなら、同じ額がノワラたちや他の者たちにも割り当てられているからです。落ち度なく送り返される者には、旅費として100ルピーが残されることになります。これらすべての意味するところは、皆さんのうちのだれであれ、仲間たちの新生活のために自分の1,000ルピーを差し出したのち、ポケットに一パイ[銭]もない状態で世俗の生に立ち向かうことになる見通しに、ほんのわずかでも気落ちしてはならないということです。
