第19章: 新しい人生
1949年· ババ 55歳ページ 2,805 / 5,444
驚くべきことに、しかもまったく予期せぬことに、翌日の早朝、彼は獄から解き放たれた。その男こそ、クマールの名で知られるシャトルグナ・クマール・ギルディアル、その人にほかならなかった。「ミスター・ゴッド」は彼の祈りを聞き届けられただけでなく、今やじきじきに彼に会いに来ようとしておられたのだ!
一方ベルガウムでは、1949年10月29日土曜日の朝、マンジリ・マフィの土地について話し合う中で、バーバーは同伴者たちにこう説き明かした。
皆さんもご存じのとおり、ハリドワールの土地はエルチ、カカ・バリア、そしてデリーのケキ・デサイの名義で取得されています。そこはベルガウムの土地と似ていますが、もしかするとそこにはネズミがいないかもしれません!その場所はデヘラドゥンからおよそ4マイル、ハリドワール本市からは28マイルの距離にあります。デヘラドゥンとハリドワールを結ぶ街道沿いにあり、ヒマラヤのその地域にあるリシケシ、バギラティ、タポーヴァン、その他の聖地とも、ほぼ等距離に位置しています。
地理的にいえば、この土地はハリドワールよりもデヘラドゥンにはるかに近いのですが、私はある特別な理由により、これを「ハリドワールの土地」と呼んでまいりました。私たち皆にとっての新生活は、デヘラドゥンよりもハリドワールやリシケシなどとより深く関わるものとなるでしょう。デヘラドゥンの重みは、それに比べれば1パーセントほどに過ぎません。
このハリドワールの土地は、マンジリ・マフィという村にあります。その村の名前は、「猫は赦される」という意味です。ですから[とバーバーは冗談めかしておっしゃった]、これはきっとそこにはネズミがいないという意味なのでしょう!
続けてバーバーは語った。
このハリドワールの土地には、二部屋と縁側、台所、浴室から成る小さな建物があります。総じて結構な話に聞こえます。ともあれ、それはすでに買い取られております。遺言書が作成され、現在はラムジューの手元にあります。皆さんは皆、その遺言書の内容を承知しておかねばなりません。なぜなら、この新生活では、何ごとについても秘密にすることなく、すべてが包み隠さず、率直であるべきだからです。
私が申し上げたとおり、土地はエルチ、カカ、ケキ・デサイの名義で取得されております。彼らのうち一人が亡くなった場合は、残った二人がこれを使うか管理することになります。二人が亡くなった場合は、生き残った一人がこれを使い、管理することになります。三人全員が亡くなった場合は、土地は自動的に四人のアレンジメントワラ[手配係]に移ります。この取り決めは、きわめて明確です。土地は上に挙げた三人の名義になっていますが、私的な所有としてその者たちに帰属するものではありません。彼らのうち一人、二人、あるいは三人ともが亡くなる場合があっても、土地が彼らの法定相続人の手に渡ることは決してありません。それは、彼らの存命中も、亡くなった後も、皆のために用いられるべきものなのです。
