第19章: 新しい人生
1949年· ババ 55歳ページ 2,803 / 5,444
バラクラムの友人は、自宅の向かいに置かれた椅子に腰かけ、葉巻を吹かしながら小説を読んでいた。彼らは彼に近づき、「もしよろしければ、5エーカーの土地を買うのを手伝っていただけませんか」と尋ねた。
「ええ、できると思いますよ」と男は何気なく答えた。
「その上に小さな家がなければなりません」
「結構です」
「それから井戸も……」
「はい」
「すぐに必要なのです!」
男があまりにも親切だったので、ケキ・デサイは、バーバーが自分たちをこの人のもとへ遣わされたのだと確信した。言葉を二、三交わしたあと、彼らはその土地を見たいと申し出た。男は早速、四つの物件を彼らに見せた。ケキは四番目の土地を一目見て気に入った。そこにはすでに、小さな部屋が二つとベランダのついた小さな小屋があったからである。その土地はもともとこの男のものだったが、彼はそれをラクナウに住む弁護士に売り渡しており、その弁護士が今度はそれを手放そうとしていた。
ケキは土地の写真を数枚撮り、詳細を記した手紙とともにバーバーに送った。バーバーはこれを喜び、9月末にケキをメヘラバードに呼び寄せた。ケキが到着すると、彼はバーバーにすべての詳細を伝え、バーバーもまた四番目の選択が気に入ったと述べた。ケキはそれを買い取るよう指示を受けた。彼はデヘラドゥンに戻り、9,000ルピーで売買証書が作成された。土地と小屋の代金が8,500ルピー、その上に育っているサトウキビと小麦の作物代として、さらに500ルピーが加えられた。
証書が作成し終わったあと、ケキ・デサイは10月9日に再びメヘラザードに呼ばれた。バーバーは、土地代、井戸掘り、修繕、その他の作業のために、彼に28,000ルピーを渡した。ケキは翌日その地を発った。彼と地元の住人がその所有者を訪ねたとき、ケキは値段交渉の一言も口にせず、書類かばんを開けてテーブルの上にルピー紙幣の束を山と積み上げた。(「私はこの人たちが、印パ分離独立のあとにパキスタンからインドへ逃れてきた難民だと思っていた」と、その地元の住人は後に回想している。)売り手は、一度も会ったことのない自分をこれほど信じてくれることに驚いた。彼は領収書を書いて彼らに手渡し、売買証書の登記は翌日行われた。
一つの問題は片付いたが、ケキの前にはもう一つの難題が立ちはだかろうとしていた。バーバーはメヘラバードでケキに、土地を購入する以外にも、バーバーが到着する前の五か月間、カイコバードがそこに滞在できるよう手配しておくよう命じていた。バーバーはこのためにケキに500ルピーを渡し、カイコバードの食事の手配をするよう告げた。
